尋常性疣贅=ウイルス性イボ)
特徴は?
小児に頻発する病気です。好発部位は足の裏です。サンダルなどを共有することで伝染する場合があります。
疣贅=イボと区別するべき病気はなんですか?
手のひら足の裏の疣贅と区別するものに、魚の目、たこ、手足口病、しもやけのごく小さいものなどがあります。
扁平疣贅(イボ)の場合は、顔面にできることがあるのですが、ニキビや、稗粒腫などは顔面にできた場合はイボとの区別が難しい場合があります。
体や手足にできたいぼの場合は伝染性軟属腫(水イボ)、光沢苔癬、線条体先天表皮母斑など特別が必要になります。
治療はどうするんですか?
液体窒素で治療します。
スプレー式の、液体窒素がありますので、綿球を使って、イボ治療をします。
またスピール膏を併用して削ることもあります。
上記以外にも下記のような治療方法があります。
保険診療でヨクイニンという漢方薬があります。漢方が苦手でなければ内服してみるのも一つの方法です。
大変治りにくい場合がありますので根気よく通院して治療続けていただけると良いと思います。
保育園、幼稚園学校への登校は大丈夫ですか?
特に制限はありません。プールも大丈夫です。また、内科的な病気とも関係はありません。