オープニングスタッフとして働くメリットとデメリット

皆さんこんにちは。あまが台ファミリークリニックの細田です。

今回は看護師さんがクリニックのオープニングスタッフとして働くメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

私自身は千葉県長生郡長生村と言うところにクリニックを立ち上げてから、4年が経ちました。現在は

看護師2名と医療事務と管理栄養士を合わせて、トータル10人ばかりの組織

で日々診療している環境です。

4年前のオープニングの時を思い出して、メリットとデメリットについて書いてみたいと思います。

まずメリットとしては人間関係が築きやすいということでしょうか。皆さん初めて集まる人ばかりですし、私も前の職場から連れてきた同僚なども1人もいなかったので、実質全員が全員初顔合わせと言う形でした。

ある意味お互いの背景も知らず、人間関係を作りやすい状況ともいえます。

もちろん相性はあるでしょうし、必ずしもオープニングスタッフだからといって人間関係が良好になると言うわけでは無いのはわかっていると思いますが、全くの白紙からスタートするので、気をつけていけば、人間関係は築きやすいのではないかと想像します。

メリット2つ目、それが新しくいろいろなことを始められるということです。

3年4年経つと

こういった傾向があります。ですので、ゼロから立ち上げるところを見てみたい。その中で働いてみたいと言う方には大変オススメだと思います。

新規クリニック立ち上げで働くメリット3つ目、それが仲間と密なコミュニケーションが取れるということです。

当然ながらオープニングはスタッフの規模にもよりますが、4人から5人、多くても6人程度と少ない人数ですから、密なコミュニケーションが取りやすいです。4年、5年と経つにつれて、スタッフが多くなる傾向がありますから、最初から働くと言うのはそれもメリットになると思います。

また開院2週間ぐらい前からスタッフ研修というのが大抵のクリニックであります。

など、比較的時間に余裕を持った中でトレーニングできる時間があるため、医療の経験がない方でも入っていきやすいのではないかと思います。

一方で、新規立ち上げのクリニックで働くデメリットは何でしょうか？

1つ目は福利厚生が充実していない可能性があると言うことです。

多くの病院や歯医者さんは、クリニックオープンする前は実際に患者さんを診療するいわばプレイヤーでした。それがいきなり小さな組織のマネージャーかつ経営者ということで福利厚生の知識に乏しい場合もあります。

もちろん、ほとんどのクリニックでは顧問の社会保険労務士がいますから、そこはしっかりしているところがほとんどとは思いますが、3年4年やっていくうちに充実していくと言うことも少なくありませんから、デメリットとしては福利厚生が少ないと言うことも挙げられるかもしれません。

ちなみに当院では

となっています。

デメリット2つ目としては、立ち上げの人数が少ない分裏を返せば、負担が大きくなる可能性があります。

特に開院時から患者数が多い場合は、負担も大きく精神的肉体的な負担感が大きい可能性もあります。

当院は2019年9日に退院したのですが、初日が大きな台風に見舞われ、50人近い患者さんが来られ、てんやわんやで昼休みも1時間程度しか取れない中で、終わったのが夜19時でした。

新規オープンクリニックで働くデメリット、3つ目としては残業が多いかもしれないということです。

これは2番目と重なってきますが、当然人員が少ないため、交代制で早く帰れると言うのが仕組みとして整っていないことがほとんどだと思います。ですから、最初の1年から3年は毎日残業すると言うこともあるかもしれません。

当院でも3年目位からは週に2日ぐらいは早く帰れる日を作っており、そういった面では人数に余裕を持って採用すると言うことも大事だと思っています。

以上、クリニックでオープニングスタッフとして働く上でのメリット、デメリットを、私自身の経験も含めて書かせていただきました。皆さんがクリニックで働くときに様々な心配があると思いますが、参考になれば嬉しいです。

当院は開院して4年が経ちました。
年数が経つごとに、福利厚生や評価システム、スキルアップするための仕組みや、頑張った人ほど評価され給与が上がるシステムになっているので、やる気がある方、成長意欲がある方には適しています。

また水曜日1日、日曜日、祝日、お正月休暇、GW休暇、お盆休みも確保できるので、家族との時間も楽しめます。

上記に該当する方は下記の募集ページをご覧ください。