肝臓2
肝機能障害

肝機能障害

肝臓2

肝機能障害について

肝機能障害とは?

肝臓には、GOT,GPT,γ-GTP,ALPといった数多くの酵素が存在しますが、何らかの原因で炎症やダメージを受けると肝臓にある細胞からこれらの酵素が血液中に漏れてくるため、血液検査で高値を示します。基準値以上に高い値を示した場合を肝機能障害と呼びます。

肝臓1

肝機能障害の原因は?

  • 脂肪肝:最も多いの原因です。脂肪が肝臓にたまることでなります。これ自体は問題ないことが多いですが、糖尿病や、高脂血症、高血圧などと深い関係がありますので、血圧を自宅で測っていただいたり、血液検査でコレステロールを測定することをオススメ致します。
  • B.C型肝炎:放っておくと、肝硬変や肝臓癌を起こすことがあります。治療法や、進行を抑える方法がありますので、早めに発見することが重要です。
  • その他の肝炎ウイルス:A型肝炎ウイルス、サイトメガロウイルス、EBウイルスといった稀な病気もあります。
  • 薬によるもの:いかなる薬であっても、副作用が起こることがあります。
  • アルコールによるもの:大量に長い間飲んでいる場合に起こり、徐々に肝硬変になることがあるので注意が必要です。
  • 甲状腺の病気、自己免疫性の病気など稀な病気があります。

検査はどうしたらいいの?

血液検査や、超音波検査で原因を調べます。

治療はどうしたらいいの?

まず原因をしっかり調べる必要がありますが、脂肪肝であれば、食事、運動療法が必要です。またもしB,C型肝炎ウイルスに感染している場合でも、場合によっては、治療できるケースもあり、また肝硬変、肝臓癌に進行しないように定期的な検査が必要です。

肝機能障害について簡単ではありますが説明させていただきました。

何か不明な点、相談したいことがあれば看護師、医師にご相談ください。

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