海外渡航ワクチン(トラベルワクチン)

海外渡航ワクチン(トラベルワクチン)

海外渡航のための予防接種
(トラベルワクチン)

  • 3ヶ月後から海外に赴任するので、早めにワクチンを打ちたい
  • 海外渡航のため予防接種をしたいが、近いところで接種したい
  • 仕事で2年ほど、中国に赴任するが、何を接種したらよいかわからない

上記のような疑問に該当する方は当院のホームページが役立つかもしれません。

当院では安全安心に海外渡航ができるように、海外渡航のための予防接種(トラベルワクチン)を実施サポートしています。

外国では日本にない病気が発生しています。また、日本にいる時

よりも、感染するリスクが大きい病院が存在する場合もあります。

予防接種を受けることで予防できる病気は限られていますが、そのリスクを下げることができます。必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、自身の年齢、健康状態、予防接種時などによって異なります。

安全、安心なワクチン接種 4つの取組み

あまファミでは、安全安心で良質なワクチンを接種していただくために、5つの取り組みを実施し

ています。

1.国産ワクチンの使用

万が一副反応が生じた場合の保証制度がある国産ワクチンを使用

しています。

2.できるだけ痛くない接種方法

当院ではできるだけ痛みを減らせるように、希望する方には患部を事前に冷やす、また針は極細針を使用しており痛みを最小限にする努

力をしています。

3.ワクチン専用冷蔵庫を設置
当院ではワクチンを適切に管理するための、専用冷蔵庫を使用し、適切な温度管理、在庫管理を徹底しています。

4.予約制による院内滞在時間の短縮
当院では予約制による待ち時間短縮を意識しています。

病気にならないために、予防接種をするのに、長い待ち時間は避けたいと考えるのが当然だと思います。

※ただし、処置や、救急患者さんなどによってはお待たせしてしまう場合もありますが、当院は基本的に予約制となっています。

渡航先別のワクチンプランを教えて下さい。

下記は主な渡航先別のワクチン接種スケジュールになります。参考にされてください。

アジアに長期間滞在する場合

標準的推奨プランは下記のとおりです。

初回 1週間後 2週間後 4週間後
A型肝炎ワクチン1回目 日本脳炎ワクチン
※農村部に長期間滞在する場合
A型肝炎ワクチン2回目
B型肝炎ワクチン1回目 B型肝炎ワクチン2回目
破傷風トキソイド1回目 破傷風トキソイド2回目
狂犬病ワクチン1回目 狂犬病ワクチン2回目 狂犬病ワクチン3回目
日本脳炎ワクチン1回 日本脳炎ワクチン2回目
狂犬病ワクチンについて

医療過疎の地域に赴任する場合は、狂犬病ワクチンを、初回と1週間後と3週間後の接種を推奨します。(一番早く接種するプランです)

狂犬病は、発病すればほぼ100%が死亡する病気です。アジア・アフリカ地域を中心に世界中で発生しており、発生が確認されていない国はオーストラリア、ニュージーランドなどごくわずかです。イヌだけでなくキツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に引っかかれたり、咬まれたりすることによって感染する危険性が高く、長期滞在、研究者など動物と直接接触し感染の機会の多い場合や、奥地・秘境などへの渡航ですぐに医療機関にかかることができない人におすすめするワクチンです。

ワクチンは2種類あり接種方法が異なりますが、いずれも暴露前の場合は基本的には3回の接種が必要です。実際の接種方法については医師とよく相談してください。(こちらの文章は厚生労働省 検疫所 FGORTHより引用 https://www.forth.go.jp/index.html)

6ヶ月後(現地あるいは一時帰国の際に)にA型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン3回目を推奨します。

黄熱病ワクチンについては、名古屋などの検疫所で接種可能となっています。

例外推奨
不活化ポリオ:昭和50~52年生まれの方

アフリカ・特に赤道アフリカに長期間滞在する場合

標準的推奨プランは下記のとおりです。

初回 4週間後 5週間後
A型肝炎ワクチン1回目 A型肝炎ワクチン2回目 黄熱ワクチン
※検疫所でのみ接種可能
B型肝炎ワクチン1回目 B型肝炎ワクチン2回目
破傷風トキソイド1回目 破傷風トキソイド2回目
狂犬病ワクチン1回目
※医療過疎地域では接種必要
狂犬病ワクチン2回目
※医療過疎地域では接種必要

医療過疎の地域に赴任する場合は、狂犬病ワクチンを、初回と1週間後と3週間後の接種を推奨します。(一番早く接種するプランです)

6ヶ月後(現地あるいは一時帰国の際に)にA型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン3回目を推奨します。

黄熱病ワクチンについては、名古屋などの検疫所で接種可能となっています。

例外推奨
不活化ポリオ:昭和50~52年生まれの方

中南米に長期滞在する場合

標準的推奨プランは下記のとおりです。

初回 4週間後
A型肝炎ワクチン1回目 A型肝炎ワクチン2回目
B型肝炎ワクチン1回目 B型肝炎ワクチン2回目
破傷風トキソイド1回目 破傷風トキソイド2回目
狂犬病ワクチン1回目
※医療過疎地域では接種必要
狂犬病ワクチン2回目
※医療過疎地域では接種必要

医療過疎の地域に赴任する場合は、狂犬病ワクチンを、初回と1週間後と3週間後の接種を推奨します。(一番早く接種するプランです)

6ヶ月後(現地あるいは一時帰国の際に)にA型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、狂犬病ワクチン3回目を推奨します。

※一部の人は、5週間後に黄熱病ワクチン接種が望ましいです。黄熱病ワクチンは名古屋などの検疫所で接種可能となっています。

例外推奨
不活化ポリオ:昭和50~52年生まれの方

欧米に短期間(数日~1ヶ月程度)滞在または旅行する場合

標準的推奨プランは下記のとおりです。

初回 3~4週後
破傷風トキソイド 破傷風トキソイド

例外推奨
不活化ポリオ:昭和50~52年生まれの方

欧米に長期間滞在する場合

標準的推奨プランは下記のとおりです。

初回 3~4週間後
A型肝炎ワクチン1回目 A型肝炎ワクチン2回目
破傷風トキソイド 破傷風トキソイド

6ヶ月後(現地あるいは一時帰国の際に)にA型肝炎ワクチンを推奨します。

例外推奨
不活化ポリオ:昭和50~52年生まれの方

ワクチン料金

ワクチン名金額(自費)税込み

A型肝炎 7,000円
B型肝炎 5,000円
狂犬病ワクチン 20,350円
日本脳炎 7,700円
不活化ポリオ 8,000円
破傷風トキソイド 5,500円
髄膜炎菌ワクチン 26,950円

ワクチン接種証明書は必要ですか?


接種済み証明書を希望される場合、ワクチン料金とは別に証明書記載料金が発生します。

入国するときに、黄熱病ワクチンの予防接種証明書の提示が求められる国もあります。

主にアフリカの熱帯地域や、南米の熱帯地域の国々です。

また黄熱病の流行国から入国するときに予防接種証明書の提示が求められる国もありますので、乗り継ぎの時に証明書が必要になる場合もあります。

また学校に入学するときに予防接種証明書を要求される場合もあります。

詳しくは渡航先の国の在日大使館や、入学先、お近くの検疫所などでお尋ねください。

項目 料金(10%税込み)
接種済み証明書(英文) 3,300円
接種済み証明書(和文) 1,100円

ワクチンは国内産ですか?


はい、すべて国内産のワクチンを準備しています。

国産のワクチンであれば、ワクチンを接種した後に万が一、副反応などで問題が生じたとしても国が保証してくれます。

また、副反応が生じた場合も、日本国内であれば言葉が通じますし、世界的に見ても高い水準の医療を受けることが可能です。

海外渡航ワクチンを接種しないといけない国々は、発展途上国であることが多く、保証制度が確立されていなかったり、言葉が通じなかったりするために、いざと言う時に慌ててしまうことが予想されます。

ですので、できるだけ渡航前に接種しておくことをおすすめします。

また、医療機関においては、供給不足のワクチンを海外から個人輸入しているところもありますが、その場合は健康被害が生じても、自費での治療が必要になります。

まとめますと、ご自身を守るためにも、予約をする前に国産であることを確認しておいた方が良いでしょう。

当院のワクチンは全て国産なので心配はいりません。

ワクチンの問診票

任意接種の各種ワクチンの問診票がダウンロードできます。待ち時間短縮にお役立てください。

※自費用です。公費(補助あり)用の問診票ではありませんのでご注意ください。

B型肝炎ワクチンヘプタバックス予診票(任意)

破傷風トキソイドワクチン予診票(任意)

水痘帯状疱疹ワクチン予診票(任意)

髄膜炎ワクチン_メナクトラ筋注予診票(任意)

当院のご案内

電話番号 0475-36-7011

インターネット予約はこちらです。

はじめて当院を受診される方はこちらもご参照ください。

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