院長ブログ

インフルエンザワクチンについて

皆さん

こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。

今回は、インフルエンザワクチンについてよく聞かれる質問を記載していますので興味ある方は是非ご覧ください。

コロナウィルスのこともあり、今季は比較的早期からワクチンの問い合わせが多いようです。

毎年接種時期としては10月から、遅くても12月末までを推奨しています。

参考にしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

インフルエンザワクチンの価格は?

ワクチン名 金額(自費)税込み 対象者 合計回数 公費補助の有無
インフルエンザワクチン 3,000円 13才以上 1回 65歳以上の方:一部補助あり
60~65歳未満の一部の方:一部補助あり
インフルエンザワクチン 2,500円 6ヶ月~13才未満 2回 ※市町村によって補助あり

インフルエンザはどうやって感染するのしょうか?

飛沫感染といって、かかっている人の、咳やくしゃみで細かい唾、痰、鼻水が自分の喉や鼻についてしまうと感染します。

予防方法は?

予防には体力を落とさない様にする、マスクをすることが体節です。そのためには、睡眠、バランスのよい食事、心の健康が大切です。

また、手洗いやうがいを良くする事、乾燥していると鼻や喉の粘膜が弱くなってしまうため加湿器を使う事、予防接種があります。

予防効果は?

日本で行われた研究によると高齢の方では45%の発症を予防し、80%の死亡を防ぐと言われています。

海外での研究では、死亡を防ぐ・重症化を防ぐ効果が高いという結果が出ています。

1歳から15歳を対象とした研究では1回接種で68%、2回接種で85%発症を防いだという研究があります。

最近はワクチンのウィルス型と流行するウィルス型が一致する事が多いですが外れる可能性はあるため、その場合は効果は弱くなります。

予防接種の効果は接種して2週頃から出始め,人により違いますが5ヶ月間は効果が続きます.多くの年では12月から3月の終わりまでに流行る事が多いので10月中旬頃から12月の始めまでに行う事をお勧めします。

どんな人が接種したほうがいいですか?

まずは65歳以上の方、60~64歳で基礎疾患(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症など。一定の基準があります)のある方は予防接種法で特に推奨されています。

その他にインフルエンザの予防接種を受けたい方,重症化を避けたい方も接種する事が出来ます。

まとめ

また接種に注意の必要な方もいるので心配な方はご相談下さい。過労やストレスを極力避け,バランスの良い食事をして、手洗いうがいをよくして、マスク加湿器を使いましょう。

そして自治体からインフルエンザワクチンの問診票が届いた方は是非,接種しましょう.それ以外の方もインフルエンザワクチンをうちたいと思う方は御連絡下さい。おそてくも12月の下旬までに済ませた方が良いでしょう。

2020年10月、11月、12月は、インフルエンザワクチンのみ接種できる診療日を設ける予定です。

日程は

  • 10月31日 土曜日の午後 15:00-18:00
  • 11月21日 土曜日の午後 15:00-18:00
  • 12月19日 土曜日の午後 15:00-18:00

です。

10月15日から、一般診療中も接種しますが、体調の悪い患者さんもいますので、都合があう方は、上記の日程にあわせていただくと便利です。

ネットでも電話でもすでに予約できるようになっています。

問診票は下記からダウンロードできます。待ち時間が少なくなりますので、もし可能な方は事前に印刷のうえご記入いただければと思います。
↓↓↓↓↓↓
インフルエンザワクチン問診票

この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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