こんなお悩みはありませんか?
乳幼児健診と予防接種、
何から始めればいいか迷っていませんか?

「赤ちゃんの予防接種は、いつから始めればいいの?」
「乳幼児健診とワクチンは、同じ日に受けられるの?」
「母子手帳を見ても、どの順番で予約すればよいのか分からない」
「ワクチンの同時接種が心配」
「接種が遅れてしまった場合、どうしたらよいの?」
赤ちゃんが生まれると、授乳、睡眠、体重、発達など、気になることが一気に増えます。その中でも、乳幼児健診と予防接種のスケジュールは、多くのお母さん・お父さんが迷いやすいポイントです。
特に予防接種は、生後2か月頃から本格的に始まります。複数のワクチンを短い間隔で受けるため、「次は何を受けるのか」「同時接種してよいのか」「受け忘れたらどうしたらよいのか」と不安になる方も少なくありません。
この記事でわかること
- 乳幼児健診の基本と受ける時期
- 赤ちゃんのワクチンスケジュールの見方
- 同時接種や受け忘れへの対応
- 受診前に準備しておきたい持ち物
- よくある疑問へのわかりやすい答え
乳幼児健診と予防接種で迷った時に、まず読んでいただきたい内容をまとめました。
目次
- 乳幼児健診と予防接種、 何から始めればいいか迷っていませんか?
- 乳幼児健診と予防接種はいつ受ける?赤ちゃんの健診・ワクチンスケジュールを医師が解説
- 結論|赤ちゃんの予防接種は「生後2か月になったら早めに相談」が基本です
- 乳幼児健診では何を確認するの?
- 乳幼児健診はいつ受ける?当院で多い受診パターン
- スマホで見やすい赤ちゃんのワクチンスケジュール
- 乳幼児健診と予防接種は同じ日にできる?
- 同時接種は大丈夫?
- 予防接種を受ける前に確認してほしいこと
- 予防接種・乳幼児健診の持ち物
- 予防接種が遅れてしまった場合はどうする?
- お母さん・お父さんからよくある質問
- まとめ|乳幼児健診と予防接種は、母子手帳を見ながら一緒に整理しましょう
- 参考文献
乳幼児健診と予防接種はいつ受ける?赤ちゃんの健診・ワクチンスケジュールを医師が解説
皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。
私は家庭医療専門医として、地域医療の最前線で25年にわたり診療を続けてきました。当院では、内科、小児科、皮膚科、糖尿病内科を標榜し、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い年代の診療を行っています。
小児科診療では、発熱や咳などの急な症状だけでなく、乳幼児健診、予防接種、育児相談も大切な役割です。
赤ちゃんの成長を確認しながら、必要なワクチンを適切な時期に受けることは、重い感染症からお子さんを守るためにとても重要です。
- 赤ちゃんの予防接種をいつ始めればよいか知りたい
- 乳幼児健診で何を確認するのか知りたい
- ワクチンの同時接種が不安
- 予防接種のスケジュールを見ても分かりにくい
- 接種が遅れてしまった場合の相談をしたい
- 健診や予防接種の持ち物を確認したい
当院でしたら、上記の疑問、悩みが解決できるかもしれません。
結論|赤ちゃんの予防接種は「生後2か月になったら早めに相談」が基本です
まず結論からお伝えします。
赤ちゃんの予防接種は、生後2か月頃から始まるものが多くあります。生後2か月から接種が始まる主なワクチンには、ロタウイルスワクチン、5種混合ワクチン、子どもの肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンなどがあります。(※1)
「まだ小さい赤ちゃんに、こんなに早くワクチンを打って大丈夫ですか?」と不安に思う方もいらっしゃると思います。
そのお気持ちはとても自然です。生まれて間もない赤ちゃんに注射を受けさせることに、不安を感じるのは当然です。
ただ、赤ちゃんは生まれてしばらくすると、お母さんからもらった免疫が少しずつ減っていきます。そのため、感染症から守る準備を早めに始めることが大切です。
定期予防接種は、病気ごとに接種できる時期や標準的な接種時期が決められています。特にロタウイルスワクチンのように、接種できる期間に制限があるワクチンもあります。
そのため、「まだ先でいいかな」と先延ばしにするより、生後2か月になったら早めにスケジュールを確認し、予約を進めることをおすすめします。
乳幼児健診では何を確認するの?
乳幼児健診は、赤ちゃんやお子さんの成長と発達を確認する大切な機会です。
「健診は身長と体重を測るだけですか?」と聞かれることがあります。
確かに、身長や体重の測定は重要です。しかし、乳幼児健診ではそれだけでなく、発達、栄養、育児環境、病気のサインがないかなども確認します。
乳幼児健診で確認する主な内容
- 身長、体重、頭囲などの成長
- 首すわり、寝返り、お座り、歩行などの発達
- 哺乳量、離乳食、食事の進み具合
- 皮膚、心音、呼吸、股関節などの診察
- 視線、反応、言葉、運動面の発達
- 便秘、湿疹、睡眠、夜泣きなどの相談
- 予防接種の進み具合
乳幼児健診は、「病気を見つけるため」だけではありません。
お母さん・お父さんが日頃感じている育児の疑問を相談する場でもあります。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮される方もいますが、授乳、離乳食、便秘、湿疹、睡眠、発達、予防接種など、気になることがあれば遠慮なく相談してください。
乳幼児健診はいつ受ける?当院で多い受診パターン

乳幼児健診は、お子さんの成長や発達を確認する大切な機会です。
市町村から支給される乳幼児健康診査受診票を使って、一般的には生後3か月から6か月の間、そして生後9か月から11か月の間に健診を受けることができます。
当院では、多いパターンとして、4か月健診と10か月健診として受診される方が多いです。
当院で多い乳幼児健診の受診時期
4か月健診
首すわり、体重増加、哺乳量、皮膚の状態、股関節、育児相談などを確認します。予防接種の進み具合も一緒に確認できます。
10か月健診
お座り、はいはい、つかまり立ち、離乳食の進み具合、発達、育児相談などを確認します。今後必要なワクチンの確認にも役立ちます。
なお、市町村によっては、6か月健診を集団健診として実施している場合があります。また、1歳6か月健診や3歳児健診も、市町村の集団健診として行われることが多いです。
健診の実施方法や対象月齢は、お住まいの市町村によって異なる場合があります。そのため、母子手帳や市町村から届く案内を確認しながら、必要な健診を受けるようにしましょう。
健診予約の前に確認しておくと安心です
- 市町村から届いた乳幼児健康診査受診票
- 母子健康手帳
- 健診の対象月齢
- 集団健診の対象になっていないか
- 予防接種の進み具合
- 育児や発達で相談したいこと
「受給券を使える時期が分からない」「集団健診と個別健診の違いが分からない」「予防接種と一緒に相談したい」という場合も、遠慮なくご相談ください。
火曜日、金曜日の14:15〜15:15に実施しています。
乳幼児健診(生後3~6ヶ月、9~11ヶ月健診)、1歳未満のワクチン(ロタウイルスワクチン、B型肝炎、肺炎球菌ワクチンなど)については、ネットでも予約可能になっています。
スマホで見やすい赤ちゃんのワクチンスケジュール
予防接種スケジュールは、一覧表で見ると情報量が多く、スマホでは見づらいことがあります。
そこで、ここではお母さん・お父さんが確認しやすいように、月齢ごとの流れを「ひと目で分かるスケジュール表」と「月齢別カード」で整理します。
実際の接種スケジュールは、お子さんの出生時期、接種歴、自治体の案内、ワクチンの種類によって変わることがあります。最終的には母子手帳を確認しながら、医療機関でスケジュールを調整します。
最初に知っておきたいポイント
- 生後2か月になったら、早めに予防接種を開始します
- 複数のワクチンを同じ日に接種することがあります
- ロタウイルスワクチンは、接種できる期間に制限があります
- ワクチンごとに接種間隔が決まっています
- 接種が遅れても、自己判断で諦めず母子手帳を持ってご相談ください
赤ちゃんの予防接種スケジュール早見表
代表的な流れを簡略化した表です。実際には、母子手帳、接種歴、自治体の案内を確認して調整します。
予約前に確認しておくと安心なこと
- 母子手帳の接種歴
- 自治体から届いた予診票
- 前回接種したワクチン名と日付
- 最近の発熱や体調不良の有無
- 過去の予防接種で強い副反応がなかったか
接種が遅れてしまった場合もご相談ください
体調不良や予定の都合で、予防接種が予定通りに進まないことはあります。
母子手帳を確認しながら、今からどのワクチンをどの順番で受けるかを一緒に整理します。自己判断で諦めず、まずはご相談ください。
乳幼児健診と予防接種は同じ日にできる?
「健診と予防接種を同じ日に受けられますか?」という質問はよくあります。
結論としては、健診と予防接種を同じ日に行える場合もありますが、当日の体調、予約枠、自治体の制度、実施体制によって異なります。
同じ日にできると、保護者の方の通院負担が減るというメリットがあります。
一方で、健診で確認したいことが多い場合や、予防接種の本数が多い場合には、別日に分けた方が落ち着いて相談できることもあります。
「一度で済ませたい」というお気持ちはとてもよくわかります。赤ちゃんを連れて何度も受診するのは大変です。
ただ、健診も予防接種も大切な医療行為です。お子さんの体調やスケジュールに合わせて、無理のない形で進めていきましょう。
同時接種は大丈夫?
複数のワクチンを同じ日に接種することを同時接種といいます。
生後2か月から始まるワクチンは複数あるため、同時接種を行うことがあります。
「赤ちゃんに一度に何本も打って大丈夫ですか?」と不安になる方も多いです。
その不安は当然です。注射の本数が多いと、見ている保護者の方もつらく感じると思います。
ただ、同時接種は、必要な免疫を遅らせずにつけるための方法の一つです。ワクチンを1本ずつ別日にすると、スケジュールが遅れたり、何度も受診が必要になったりすることがあります。
もちろん、当日の体調や持病、過去の副反応などを確認したうえで接種を判断します。不安がある場合は、接種前に遠慮なく相談してください。
乳幼児健診・予防接種のご相談はこちら
赤ちゃんの健診や予防接種は、スケジュールが複雑で不安になることがあります。母子手帳を確認しながら、必要な接種や今後の予定を一緒に整理します。
予防接種を受ける前に確認してほしいこと
予防接種を安全に受けるためには、当日の体調確認が大切です。
接種前に確認したいポイント
- 発熱がないか
- いつもと比べて機嫌や元気さに大きな変化がないか
- 咳、鼻水、下痢、嘔吐が強くないか
- 最近、他の医療機関でワクチンを受けていないか
- 過去の予防接種で強い副反応がなかったか
- 持病やアレルギーがないか
軽い鼻水程度であれば接種できる場合もありますが、発熱している場合や、明らかに体調が悪い場合は接種を延期することがあります。
「せっかく予約したのに延期になるのは困る」と感じることもあると思います。
ただ、予防接種は元気な状態で受けることが基本です。体調が不安な場合は、無理に接種するより、医師に相談して判断することが大切です。
予防接種・乳幼児健診の持ち物
受診時には、次のものをご持参ください。
持ち物チェックリスト
- 母子健康手帳
- 予診票
- 健康保険証または資格確認書
- 子ども医療費助成受給券
- 診察券
- お薬手帳
- 替えのおむつ、ミルク、授乳用品など必要なもの
特に母子手帳は、接種歴を確認するために非常に重要です。
母子手帳がないと、接種済みのワクチンや今後必要なワクチンを正確に確認できない場合があります。予防接種や乳幼児健診の際は、忘れずにお持ちください。
予防接種が遅れてしまった場合はどうする?
「体調不良が続いて、予防接種が遅れてしまった」
「引っ越しや忙しさで、どこまで受けたか分からなくなった」
「母子手帳を見ると、空欄があるけれど大丈夫か不安」
このような相談もよくあります。
予防接種が遅れてしまった場合でも、自己判断で諦める必要はありません。
ワクチンによっては、接種できる期間や間隔が決まっていますが、接種歴を確認したうえで、今からどのように追いつくかを考えられる場合があります。
「怒られるのではないか」と心配される方もいますが、そのような心配はいりません。
大切なのは、今の時点で母子手帳を確認し、必要なワクチンを整理することです。
お母さん・お父さんからよくある質問
Q1. 生後2か月になったら、すぐ予防接種を始めた方がよいですか?
はい。生後2か月から接種が始まるワクチンが複数あります。
特にロタウイルスワクチンは接種できる期間に制限があるため、生後2か月になったら早めにスケジュールを確認することをおすすめします。
Q2. 1歳のワクチンは5種類同時に接種できますか?
はい。お子さんの体調に問題がなく、保護者の方が希望される場合、MR、水痘、おたふくかぜ、プレベナー20、5種混合を同じ日に接種することも可能です。
ただし、注射の本数が多いと不安に感じる方もいらっしゃいます。
そのため当院では、1歳のワクチンについては、まずMR、水痘、おたふくかぜを接種し、約1か月後にプレベナー20と5種混合を接種する方が多いです。
もちろん、通院回数を減らしたい方や、スケジュールを早く進めたい方には、5種類同時接種についてもご相談いただけます。
大切なのは、母子手帳を確認しながら、お子さんの体調とご家庭の希望に合わせて無理なく進めることです。
Q3. 熱がある日は予防接種できますか?
発熱がある場合は、基本的に接種を延期することがあります。
軽い鼻水や咳だけで接種できる場合もありますが、体調や診察所見によって判断します。無理に接種せず、医師に相談してください。
Q4. 乳幼児健診では、育児相談もできますか?
はい。乳幼児健診は、育児の不安を相談する大切な機会です。
授乳、離乳食、便秘、湿疹、睡眠、夜泣き、発達、予防接種など、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
Q5. 予防接種を受け忘れたらどうすればよいですか?
まず母子手帳を持ってご相談ください。
接種歴を確認し、今後どのワクチンをどの順番で受けるかを整理します。ワクチンによって接種できる期間が異なるため、早めの確認をおすすめします。
Q6. 任意接種は受けた方がよいですか?
任意接種は、定期接種とは異なり費用が自己負担になることがあります。
ただし、任意接種だから重要ではないという意味ではありません。
おたふくかぜ、インフルエンザなど、病気を予防するうえで検討したいワクチンもあります。お子さんの年齢や生活環境に合わせて相談しましょう。
Q7. 予防接種の後、熱が出たらどうすればよいですか?
予防接種後に発熱することがあります。
元気があり、水分が取れていて、呼吸が落ち着いている場合は、自宅で様子を見られることもあります。
ただし、ぐったりしている、呼吸が苦しそう、水分が取れない、強い発疹や顔色の悪さがある場合は、医療機関へ相談してください。
Q8.ワクチンと乳幼児検診は何曜日のいつにやっていますか?
金曜日の14:15〜15:15に実施しています。
乳幼児健診(生後3~6ヶ月、9~11ヶ月健診)、1歳未満のワクチン(ロタウイルスワクチン、B型肝炎、肺炎球菌ワクチンなど)については、ネットでも予約可能になっています。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
| 8:50-12:00 (受付8:45-11:45) |
○ | ○ | 休 | ○ | 〇 | ● | 休 |
| 14:15-15:15 乳幼児健診 ワクチン(1歳未満) |
× | × | 休 | × | ○ 注 |
休 | 休 |
| 14:30-18:00 (最終受付17:30:予約済みの方) |
○ | ○ | 休 | ○ | ○ | 休 | 休 |
(予約枠 8:45~12:30)
※注:土曜日の当日受診受付は11:30が最終となります。
※注:金曜日の14:15〜15:15の時間はワクチン、乳幼児健診専用になっています。(ネット予約可能、空き枠あれば当日予約できます)
■休診日
水曜、日曜、祝日休診
まとめ|乳幼児健診と予防接種は、母子手帳を見ながら一緒に整理しましょう
乳幼児健診と予防接種は、赤ちゃんの成長と健康を守るために大切です。
特に予防接種は、生後2か月頃から本格的に始まります。
スケジュールが複雑に見えるかもしれませんが、母子手帳を確認しながら一つずつ進めれば大丈夫です。
大切なのは、分からないまま先延ばしにしないことです。
- 生後2か月になったら予防接種の相談をする
- 母子手帳を必ず持参する
- 同時接種が不安な場合は事前に相談する
- 接種が遅れた場合も早めに相談する
- 健診では育児の悩みも相談する
予防接種や乳幼児健診は、お母さん・お父さんが一人でスケジュールを抱え込む必要はありません。
分からないことがあれば、医療機関で一緒に確認していきましょう。
乳幼児健診・予防接種で迷ったらご相談ください
赤ちゃんの健診やワクチンは、時期や順番が分かりにくいことがあります。母子手帳を確認しながら、今必要な接種や今後の予定を一緒に整理します。
参考文献
- ※1 厚生労働省 予防接種・ワクチン情報
- ※2 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール 2026年4月1日版
- ※3 感染症情報提供サイト 日本の予防接種スケジュール 2026年4月1日版
- ※4 政府広報オンライン 小さなお子さんのいるご家庭へ 定期予防接種は遅らせずに受けましょう



