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院長ブログ

ニキビで悩む人ゼロに!正しい治し方を医師が徹底解説!

皆さんこんにちは。
あまが台ファミリークリニック院長の細田です。

皮膚科の診察でニキビの患者さんはとても多いのですが、

  • ニキビ跡って消えるんですか?
  • どうしたらニキビ跡は消えますか?
  • ニキビってどのくらいで治りますか?

など、様々な質問をいただきます。

ある研究では自殺とも関連するというくらい、メンタルに大きな影響を与えるニキビ。

雑誌などで様々な対処法が紹介されていますが、例えばお薬でしたら、
まずは100人に使用したら70~80人の方には一定の効果があるものを試すべきです。

下手に皮膚を傷つけてしまう治療をすることでかえってニキビが悪化する例もたくさんあります。

そういったことにならないよう、まずはスタンダードな治療法を理解していきましょう。

ニキビの原因


ニキビの原因を一言でいうと毛穴の詰まりです。

皮膚の毛穴には皮脂腺というものが必ず不随しているのですが、例えば思春期になり男性ホルモンが増えることでこの皮脂腺の脂が増え、毛穴が詰まり、ニキビになります。

他にも不規則な生活習慣や、甘いものや乳製品の食べすぎや、
ストレスも関係しているのではないかという研究データも出ています。
洗顔の際に肌をこすらないことや、日焼け止めを塗ることも大切です。

ご自身の生活習慣や睡眠時間を見直すことは、例えば糖尿病や肥満など他の病気の予防にもなります。

心当たりがある方はぜひ振り返ってみてください。

ニキビの医学的治療


標準的な治療として、毛穴の詰まりを取る薬というのが出ています。

「アダパレンゲル」と「過酸化ベンゾイル」というものです。この2つは保険診療が使えます。

「過酸化ベンゾイル」の方には殺菌作用もあって、アクネ菌を抑制する作用もあるのですが、この2つに共通しているのは、ピーリング作用といって毛穴の詰まりを取る効果です。


ただ毛穴の詰まりはすぐ改善できるわけではありません。

ニキビの治療は早いと2週間ぐらいで効果が出ますが、3か月くらいはかかります。

すぐ効かないからといって諦めないことが大切です。

また、この薬には副作用があります。

最初の2~4週間くらい、使い始めにヒリヒリしたり、赤く腫れたり、皮が剥けたりすることがあります。

私の経験上、薬を止めなければいけないほどひどい副反応が出る方は10人に1人いないくらいです。

ただし、かなり赤くなってしまって耐えられない場合は皮膚に良くない状態なので、そういった場合は弱いステロイドを使うことで2~3日かけて戻していく必要があります。

薬の副作用を少なくするための使い方としては、保湿をしてから使うことです。

保湿クリームを塗ることで肌に直接薬が塗られず、刺激を軽減しながら薬を使用することができます。

まれに生理前に塗ると、肌が敏感になっていることでヒリヒリしたり赤くなる方もいらっしゃいます。

そのように体調を考えたときに心配な日がある方は、

  • 半分の量にしてみる
  • 腕の内側のところで試してみる
  • 一部分だけ塗ってみる
  • 保湿クリームをたくさん塗る

など、自分に合った方法を試しながら使用するのもいいと思います。
ニキビの治療は継続することが大切です。

ニキビ跡は消えるのか?


保険診療でニキビ跡を積極的に消すという治療はありません。

ただ、若い方だとだいたい1か月くらいで皮膚の一番上の表皮が生まれ変わります。

皮膚は三層構造になっているのですが、ニキビ跡というのは表皮のレベルの炎症の跡のことです。

ですのでターンオーバー(表皮が生まれ変わるサイクル)をきちんと作ってあげれば1年後にはニキビ跡は目立たなくなります。

ターンオーバーを促すためには性ホルモンのバランスを整えることが大切です。

そのためには規則正しい生活、十分な睡眠、昼間運動すること、そしてストレスマネジメントをすることです。

食生活についての考え方は糖尿病の食事法や、とっていい油といけない油についても参考になりますので、ぜひこの動画を見てみてください。

医師 解説! 糖尿病 患者のための 食事法 3つの ポイント
【 医者 が恐れる 脂質 】絶対摂ってはいけないヤバい 食用 油

ニキビ菌が何を栄養にしているかご存知でしょうか?

脂がたまってくるとアクネ菌が外側から感染し、赤ニキビになります。
このアクネ菌の栄養はトリグリセリド(中性脂肪)です。

中性脂肪が何によって増えるかというと、ジュース、甘いもの、揚げ物、せんべい、うどん、そば、米などです。

こういったものを余分に取ることで体の中で余ってしまい、中性脂肪になります。

甘いものや乳製品系がニキビの原因になるとはっきり化学的に証明されたわけではありませんが、それを示唆する研究がたくさんでていますので、やはり食生活に気をつけるというのはすごく大切です。

  • 毎日食べている甘いものを週3に減らす
  • 甘いものの代わりにサラダや野菜を食べる
  • お肉、お魚、大豆などタンパク質(皮膚を再生するために大切な原料)を食べる
  • フルーツジュースを飲むなら果物を食べる
  • 海藻類、豆類など身体にいいと言われるものを毎日の食生活に取り入れる

こういったことを少しずつやってみて、
毛穴の詰まりを少しずつ取っていきましょう。

ニキビが治る期間

  • 抗生物質いつまで続けたらいいの?

という質問をよく受けます。

抗生物質はだいたい3か月だと思ってください。

同じ場所に3か月塗っても治らない場合は、抗生剤だけ塗っていてもダメだと思います。

「抗生物質の軟膏だけ塗る」「抗生物質の飲み薬だけ飲む」方がよくいらっしゃいますが、抗生物質というのは感染を起こしたアクネ菌を殺すだけですで、毛穴の詰まりは改善していません。

ある程度炎症が落ち着いたら抗生物質は要りません。

メーカーによっては3か月以上使うなと記載してあるものもあるくらいです。

3か月以上使うと、アクネ菌が抗生剤に対して効かないという能力を持ってしまいます。

ですからもし「抗生物質の軟膏しか使っていない」「ちょっと赤み良くなったけどひどくなってきている」という方は、「アダパレンゲル」や「過酸化ベンゾイル」という軟膏をぜひ使っていただきたいと思います。

ただ、それぞれ合う合わないがありますので、皮膚科の医師に処方してもらうのが大切だと思います。

せっかくいいお薬があっても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れです。

抗生物質だけ処方するのではなく、予防するお薬を出してくれて、このお薬をどういうタイミングでどういう風に使って、どのくらいの期間使ったらいいのか。

そういったことを説明してもらえるクリニックはいいクリニックです。

今回のまとめ

1:ニキビの原因は不規則な生活習慣。洗顔で肌をこすらないことや、日焼け止めを塗るのも大切

2:皮膚科の医師に相談の上、まずは毛穴の詰まりを取る薬で3か月を目安に治療

3:ニキビ跡を目立たなくするために性ホルモンのバランスを整えることが大切

動画

ニキビの正しい治し方について、動画でも詳しく説明しています。ぜひご覧ください!

【 ニキビ で悩む人ゼロに!】 正しい 治し方 を医師が徹底解説!

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千葉県長生郡長生村のあまが台ファミリークリニック(内科/小児科/皮膚科/糖尿病内科/健康診断/予防接種)
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