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ハチのアレルギー検査について
- 以前ハチにさされたことがあり、アナフィラキシーショックが心配。
- 外で仕事をしているため、ハチに刺される可能性がある。
このような心配をされている方は、一度ハチのアレルギー検査をご検討ください。
アナフィラキシーショックとは?
アナフィラキシーショックとは?
原因を引き起こすものが体内に入ってから、とても短い時間のうちに起きるアレルギー症状のことです。
原因を引き起こすものが体内に入ってから、とても短い時間のうちに起きるアレルギー症状のことです。
ハチによるアナフィラキシーショックの場合、
ハチに刺されて体内にハチ毒が吸収→ハチ毒に対する強いアレルギー反応が起こります。
場合によっては命の危険があります。
どのようなハチが原因でアナフィラキシーショックになりますか?
主に以下の種類のハチが人を刺します。
- スズメバチ
- アシナガバチ
- ミツバチ
また、ハチが最も攻撃性を増すのは7~10月ですので、注意が必要です。
どのような症状を引き起こしますか?
アレルギーによって以下の症状を引き起こす可能性があります。
軽症
- 刺された箇所の痛み
- 皮膚が赤くなる
- 炎症を起こしはれあがる
アレルギーを持っている場合
- じんましん
- 胃痛
- 嘔吐
- 浮腫
- 呼吸困難
- 血圧低下によるショック
実際に亡くなる方はいますか?
林野庁の発表によると年間約10~20名ほどの方が死亡しています。
アレルギー検査で何をするか具体的に教えてください。
血液採取をし、ハチ毒に対するIgE抗体の数値が高いかどうかを診ます。
検査結果が出るまでに1週間程度かかりますので、結果はご自宅に郵送します。
費用はどのくらいかかりますか?
10000円(税込み)です。
ただし、一度刺されたことがある人は保険で検査できます。
予防について(エピペン)
アレルギー検査で「ハチに対する特異的IgEの数値が高い」という結果が出た方は、アナフィラキシーが起きる危険が高い方です。
そういった方には携帯型のアドレナリン自己注射製剤(エピペン)を処方することができます。
エピペンとは、アナフィラキシーショックが出現したときに補助的に治療できる注射です。
ただし、有効時間は注射をしてから10~20分程度です。使用後は一刻も早く病院を受診してください。
ハチのアレルギー検査を実際に受けたいのですが…
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