目次
酒好き必見!? 肝機能検査って何を見ているの?
AST・ALT・γ-GTPをわかりやすく解説

こんにちは、臨床検査技師の伊藤です。
「要検査になったら、そのうち病院に行けばいいんでしょ?」
「健康診断に行ったのに、再検査でまた病院に行くのめんどくさい。」

そんなふうに思っている方にこそ、 正しい知識を知って、正しい対応をしてほしいと思っています。
検査値は、あなたを困らせたいものではなく、体が出している“SOSサイン”です。
このサインを正しく受け取ることができれば、大きな病気を防げることもあります。
まず、今回は、肝機能の採血項目について解説していきます。
■そもそも肝機能って?
肝臓は、
・栄養の代謝
・解毒
・胆汁の生成
など、生命維持に欠かせない働きを担っています。
しかし肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、
かなり悪くなるまで自覚症状が出にくいのが特徴です。
だからこそ、
血液検査による早期発見が非常に重要になります。
■AST・ALT・γ-GTPとは?
AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
ASTは以前、GOTと呼ばれていました。
健診結果にAST(GOT)と併記されていることもあります。
肝臓だけでなく、心筋、骨格筋にも存在し、 細胞が壊れると血液中に放出され、数値が上昇します。
なので、ASTだけ高い場合は、筋疾患や心筋梗塞、溶血性貧血なども考えられます。
ASTは肝臓専用の指標ではないことが重要です。

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)
ALTは以前、GPTと呼ばれていました。
あれ?ASTとALT。。。GOTとGPT。。。
名前が似ていますが、肝機能に関わる「兄弟酵素」と思ってください。
ALTはほとんどが肝臓にのみ存在するため、肝臓に特異性が高い指標です。
そのため、ALTが高い=肝臓のトラブルを強く疑います。

γ-GTP(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ)
アルコールや薬物などの解毒に関わる酵素です。
肝臓と胆のうや胆管に多く存在しますので、
肝臓+胆のうにも関わっていると思ってください。
ちなみに、胆のうとは、肝臓でできた消化酵素(=胆汁)を溜めて濃縮し、十二指腸に出す臓器です。
・飲酒
・脂肪肝
・薬剤性
・胆道系の異常
様々な原因によって異常値になりますので、生活習慣を見直すヒントにもなります。

■肝機能検査は「組み合わせ」で見る
肝機能検査は、単独の数値より組み合わせが重要です。
ALT優位に高い → 肝細胞障害
γ-GTPだけ高い → 飲酒・薬剤・生活習慣
■肝臓の「硬さ」を見る指標を紹介!

近年、健診や外来で注目されているのがFIB-4 index(フィブフォー・インデックス)です。
FIB-4は、肝臓の線維化(=肝臓がどれくらい硬くなっているか)を推測する指標です。
肝炎や脂肪肝が長く続くと、肝臓は静かに硬くなり、最終的に肝硬変へ進行します。
その進行度を、特別な検査を追加せずに計算によって推測できるのがFIB-4です。
ずばり!計算式はこちらです!
例1)20歳、AST:50、血小板:30万、ALT:40の人は、FIB-4:0.53
例2)50歳、AST:80、血小板:20万、ALT:70の人は、FIB-4:2.39
1.3未満:線維化の可能性が低い
1.3〜2.67:中間域(経過観察・追加評価)
2.67以上:線維化が進んでいる可能性
というように高い程、肝硬変に近づいている可能性があります。
・肝機能異常を毎年指摘されている
・飲酒習慣が長い
・軽度高値を放置している
という人は特に要注意です!

上記のFIB-4で2.67以上の方は ぜひ1度、精密検査をおすすめします!
■追加で行われる精密検査
血液検査
他の肝機能マーカー
B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス
自己抗体検査(自己免疫性肝疾患など)
画像検査
腹部超音波
CT
MRI(MRCP)
疾患の確定には上記の検査などを組み合わせて行います。
■まとめ
肝機能の数値:AST・ALT・γ-GTP
計算による数値:FIB-4
両方を知ることで、 肝疾患をより早い段階で見つけることができます。
「どうせ病院に行っても『禁酒しろ』って言われるだけでしょ?」
「精密検査ってめんどくさい。。。」
そう思う気持ちもわかります。
ですが、肝硬変や肝腫瘍まで進行すると、
ずっとお酒が飲めなくなります。
長くお酒を楽しむためにも指摘された段階で再検査・精密検査を受けてほしいです。

体の声を無視せず、早めに向き合うことが将来の自分を守ることに繋がります。
気になった方はまず、医師に相談してみてください!
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