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【ほくろ除去】保険適用になる?費用・痛み・傷跡を医師が解説

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【ほくろ除去】保険はきくの?痛みや傷跡は?医師が教える「失敗しない選び方」

首や腕など目立つ場所にある「ほくろ」。

「これさえなければ…」とコンプレックスに感じている方は非常に多いです。

実は、インターネット上でも「ほくろ除去」というキーワードは月に10万回以上も検索されており、それだけ多くの方が悩んでいる証拠でもあります。

しかし、いざ取ろうと思うと、

  • 「美容外科と皮膚科、どっちに行けばいいの?」
  • 「保険はきくの?いくらかかるの?」
  • 「手術は痛い?傷跡は残らない?」

といった疑問や不安が尽きないのではないでしょうか。

そこで今回は、ほくろ除去を検討している方に向けて、保険適用の基準や、当院で行っている「日帰り手術」のメリットについて分かりやすく解説します。

この記事の共同監修・執刀医

今西 俊介 医師

医師:今西 俊介

  • 外科専門医
  • 消化器外科専門医
  • 内視鏡外科技術認定医
私は2024年まで千葉大学医学部附属病院で大腸外科を専門とし、消化管手術や外傷手術を多く経験してきました。その経験を活かし、現在は当院にて皮膚の黒子やでき物でお悩みの患者さんの希望に応じて手術対応をしております。

そのほくろ、「保険適用」で取れる可能性があります

多くの方が「ほくろ除去=美容整形=全額自費(高い)」というイメージをお持ちですが、実は保険が適用されるケースも多いことをご存知でしょうか?

医学的に「治療が必要」と判断される場合、保険適用となります。

保険適用になる主なケース

  • 生活に支障がある(洗顔や着替えで引っかかる、髭剃りで出血する、眼鏡が当たるなど)
  • 悪性の疑いがある(形がいびつ、急に大きくなった、色むらがあるなど)

これらに当てはまる場合は、皮膚科や形成外科での手術(切除術)が保険適用となり、費用を抑えて治療できる可能性があります。

「私のほくろは保険がきくの?」「費用はいくら?」
気になる疑問を解決しましょう

当院の手術実績や、具体的な費用目安はこちらのページで詳しく解説しています。

▶︎ 日帰り手術の詳細・費用を見る
▶︎ 24時間 WEB予約はこちら

※顔のほくろ切除はしておりません。

【⚠️必ずご確認ください】手術の対象と保険適用について

当院では、トラブル防止と安全確保のため、以下の基準を設けております。ご来院前に必ずご確認ください。

❌ 手術の対象外となる部位

現在、今西医師による「顔面(顔)」のほくろ手術は行っておりません。
顔面は傷跡が目立ちやすく、美容的な観点での高度な専門性が求められるため、形成外科専門の医療機関へのご相談をお勧めしております。
※首、背中、腕、足などの「体」のほくろ・しこりは対応可能です。

❌ 保険が適用されないケース(自費)

健康保険は「病気の治療」にのみ適用されます。以下のような場合は保険適用外(自費診療)となります。

  • 「見た目をきれいにしたい」など、美容目的のみの場合
  • 悪性の疑いがなく、日常生活に支障(痛み、出血、引っかかり等)がない場合
  • レーザーによる除去をご希望の場合(当院では行っておりません)

※保険適用になるかどうかは、医師が診察した上で医学的に判断いたします。

 

「レーザー」と「切開手術」の違いは?

ほくろ除去には、主に「レーザー治療」と「切開手術(メスで切り取る)」の2つの方法があります。

レーザー治療(主に美容皮膚科)

  • メリット: 手軽、出血が少ない。
  • デメリット: 再発する可能性がある(根っこが残る場合がある)、病理検査ができない(悪性かどうかわからない)、深いほくろには向かない。
  • 費用: 基本的に自費診療

切開手術(当院で行う方法:顔のほくろの切除はしておりません。)

  • メリット: 再発の可能性が極めて低い(根元から取り除くため)、病理検査ができる(良性か悪性か確定診断ができる)、保険適用になることが多い。
  • デメリット: 抜糸が必要(約1週間後)、細い線状の傷跡が残る(時間の経過とともに目立たなくなります)。

当院では、「確実に病変を取り除くこと」「悪性の見逃しを防ぐこと」を重視し、局所麻酔による切除手術を行っています。

当院の「日帰りほくろ除去手術」3つの安心

① 痛みを最小限に抑える工夫

「手術」と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、極細の針で丁寧に局所麻酔を行うため、手術中の痛みはほとんどありません。歯科治療の麻酔と同じような感覚です。

② 丁寧な縫合で傷跡を目立たなく

形成外科的な手技を用いて、皮膚のシワに沿って切開するなど、傷跡が将来的にできるだけ目立たなくなるよう丁寧に縫合します。

③ 病理検査で「安心」を提供

見た目がほくろでも、稀に皮膚がんが隠れていることがあります。当院では切除した組織を専門機関で詳しく検査し、良性であることをしっかり確認します。

まずは一度、ご相談ください

ほくろ除去は、見た目のコンプレックスを解消するだけでなく、「悪いものじゃないか?」という心の不安を取り除くことにも繋がります。

「私のほくろは保険がきくのかな?」
「まずは診てほしい」

そのようにお考えの方は、お気軽にご相談ください。

手術の流れや費用、予約方法については、以下のページで詳しくご案内しています。

鏡を見るたびに悩むのは、もう終わりにしませんか?

手術の流れや費用、予約方法については、以下のページで詳しくご案内しています。
不安な気持ちをそのままにせず、まずは専門医にご相談ください。

ほくろ・皮膚の出来物手術の詳細を見る >

24時間 WEB予約はこちら >

※当院は千葉県茂原市にあり、千葉市・一宮町からも多数ご来院いただいています。
※顔のほくろの切除はしておりません。

 

【重要】1日の手術枠の「人数制限」について

現在、大変多くのご相談をいただいておりますが、当院では手術の「質」を最優先しております。

執刀医の今西医師は、傷跡を少しでも目立たなくするために、顕微鏡レベルの細かさで時間をかけて丁寧に縫合を行います。
そのため、流れ作業のような手術は行えず、1日に執刀できる人数を「3名〜5名様」に限定させていただいております。

その結果、直近のご予約が非常に埋まりやすくなっております。

「服に擦れて痛い」「悪性じゃないか心配」など、お悩みの方はお早めのご相談をおすすめいたします。
※定員に達し次第、その日の受付は終了となりますのでご了承ください。

 

【⚠️必ずご確認ください】手術の対象と保険適用について

当院では、トラブル防止と安全確保のため、以下の基準を設けております。ご来院前に必ずご確認ください。

❌ 手術の対象外となる部位

現在、今西医師による「顔面(顔)」のほくろ手術は行っておりません。
顔面は傷跡が目立ちやすく、美容的な観点での高度な専門性が求められるため、形成外科専門の医療機関へのご相談をお勧めしております。
※首、背中、腕、足などの「体」のほくろ・しこりは対応可能です。

❌ 保険が適用されないケース(自費)

健康保険は「病気の治療」にのみ適用されます。以下のような場合は保険適用外(自費診療)となります。

  • 「見た目をきれいにしたい」など、美容目的のみの場合
  • 悪性の疑いがなく、日常生活に支障(痛み、出血、引っかかり等)がない場合
  • レーザーによる除去をご希望の場合(当院では行っておりません)

※保険適用になるかどうかは、医師が診察した上で医学的に判断いたします。

 

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この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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