糖尿病の治療と生活上の注意点について

糖尿病の治療と生活上の注意点について

糖尿病の治療と生活上の注意点について

糖尿病の治療

糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の三つの柱があります。

食事療法について

こちらのイラストにありますように三つのポイントがあります。

先日私が担当した患者さんで、まだ糖尿病の初期段階だったのですが、この3つのポイントを生活に取り入れていただいただけで血糖値がだいぶ改善しました。ご本人も驚いていました。

どれも毎日の食生活の中でちょっとした心がけでできることばかりだと思います。

私自身も食事をする時は出来る限り野菜から食べるようにしています。一つ一つの積み重ねが効果を出してきますのでぜひ取り入れてみてください。

運動療法について

いつでも、どこでも1人でもできますので、早歩きはとても良い運動方法になります。具体的には、水泳やラジオ体操、サイクリングといった有酸素運動をお勧めします。運動は毎日少しずつすることが大切です。

しかしながら血圧が高かったり、糖尿病神経障害(足の感覚障害がある)あるなど合併症がある方は必ず主治医の医師に相談してから決めましょう。

お薬やインスリンを使っている方は低血糖に注意が必要です。空腹時に運動するのはなるべく避けましょう。歩数計などを利用するのは客観的に自分がどれくらい運動できているか確認できるのでとても便利です。

薬物療法について

薬物療法には、飲み薬と注射薬があり、症状によって使い分けられます。自分が使っている薬の名前と量をしっかりと覚えておきましょう。飲み薬や注射、薬は、糖尿病を治すものではありません。同時並行で食事療法、運動療法を続ける必要があります。また、薬は勝手に止めたり、ふやしたりしないで決められた時間に正しくのみましょう。

低血糖に気をつけましょう

低血糖の症状には次のようなものがあります。

冷や汗、動悸、脱力感、異常な空腹感、吐き気、手足の震え.頭痛、めまい、頭が重い、低血糖による意識障害などがあります。

低血糖は食事、運動、薬のバランスが崩れたときに起こります。

例えば食事を抜いた時、時間が遅れた時、過度な運動をしたとき、空腹時の運動したとき、薬を勝手にふやしたときなどです。

上記のような低血糖症状が起きた場合は、砂糖やブドウ糖をすぐに口に入れて血糖値を改善させましょう。

低血糖に備えてブドウ糖や砂糖は必ず持ち歩きましょう。

症状があれば救急車を呼んですぐに医療機関を受診されてください。(αグルコシダーゼ阻害薬言う飲み薬を飲んでいる方は、ブドウ糖或いはブドウ糖を含む飲料水を摂取してください。)

日常生活で心がけること

糖尿病になると感染を起こしやすくなりますので、身体の清潔、保清に気をつけましょう。

歯を磨きましょう。入れ歯もしっかり洗いましょう。深爪をしないようにしましょう。陰部の清潔に心がけましょう。足のしびれなどを自覚されていて、感覚が鈍い方は、足は毎日観察し、水虫は治しましょう。足の傷、魚の目たこは早めに手当しましょう。

糖尿病連携手帳等、低血糖に備えてブドウ糖や砂糖飴をいつも持ち歩くようにしましょう。熱が出たりお腹を壊したりしたら早めに病院に行きましょう。規則正しい生活を心がけ定期的な検査と診断を受けることで合併症を進行させないようにすることができます

糖尿病のほかの注意点

高血糖以外にも次のような病気や状態があると合併症が起きやすくなりますので注意が必要です。

肥満メタボ、高血圧、脂質異常症(高脂血症)

いわゆる生活習慣病になります。血圧はできれば自宅で毎日測っていただき、5分安静にしてから測ったものを、血圧手帳につけていただくと安心です。2週間位の平均が自宅で125-80以下が目標になります。

旅行の楽しみ方

食事時間が著しくずれる心配のあるときは前もって主治医の先生に相談しておきましょう。

旅行では、非常食や、糖尿病連携手帳、飲み薬や注射薬小持ち歩きすぐに対応できるようにしましょう。海外旅行の時には英語の診断書を持っていくとよいでしょう。

当院の糖尿病の治療方針について

当院では糖尿病の予防および治療にも力を入れております。栄養指導室も完備しています。一人ひとりのライフスタイル、希望を考慮し、無理なく長く続けられる食事療法および運動療法についても一緒に考えていくスタンスです。さらに、近年は血糖コントロールを良好にする様々な薬物治療と言う選択肢も増えてきております。メリットデメリットを考慮し、最善の治療になるようにサポートできれば幸いです

千葉県長生郡長生村のあまが台ファミリークリニック(内科/小児科/皮膚科/糖尿病内科/健康診断/予防接種)
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