院長ブログ

腎臓からのSOS!蛋白尿を放置すると危険な理由

皆さんこんにちは。
あまが台ファミリークリニック院長の細田です。

尿検査の際によく受けるご相談で

  • 「蛋白尿を指摘されました」
  • 「蛋白尿が出てきました、どうしたらいいでしょうか?」

というものがあります。

朝一番の尿をチェック


まずは医師に相談し、朝一番の尿を採って調べましょう。
朝一番の尿には、寝ている間に身体から出た いらないものがたくさん入っています。
そのいらないものの中に蛋白が混じっていないかどうかをチェックします。

人間の肌や髪の毛、筋肉は主に蛋白質でできています。
なるべく身体の中に留めておきたいのですが、
腎臓を悪くして血管に炎症が起きるなど、蛋白が外に漏れてしまうことがあります。

蛋白尿を放置するとどうなるのか?

透析といって、週に何回か血液を入れ替える治療をしなければならないケースがあります。

ただし蛋白の数値によっては心配ない場合もあります。
まずは医師に相談しましょう。

家で検査する方法

家で調べたい方には、家でカンタンに検査できる試験紙がネットショッピングや薬局で購入できます。

尿が泡立つ・便器がべたつく・甘い匂いがする。そういった方はぜひ一度検査してみてください。

早い段階で蛋白尿の原因を見つけることで、透析などの合併症を事前に予防できるかもしれません。

 

今回のまとめ

1:蛋白尿を放置→透析の可能性が。朝一番の尿で検査
2:蛋白の数値によっては心配ない場合も。医師に相談を
3:最初は薬局の尿検査キットを活用するのもOK

動画

蛋白尿を放置すると危険な理由について、動画でも詳しく説明していますので、ぜひご覧ください!

 

この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

タイトルとURLをコピーしました