ゼップバウンドで肥満治療 アイキャッチ 院長ブログ
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【医師監修】ゼップバウンドで約20%減量?リバウンドを防ぐ肥満治療(千葉市・茂原市からも通院可能)

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「新しいダイエット薬が出たと聞いたけれど、副作用が心配」
「これまで何度もダイエットしたけれど、やめたら結局リバウンドしてしまうのでは?」
と不安に思っていませんか。

皆さん、こんにちは。あまが台ファミリークリニック院長の細田です。

私は地域医療の最前線で25年の経験を持つ家庭医療専門医です。
日本肥満学会に所属し、当院では月間60名以上の肥満治療(自費)の診療を行っております。
(日本プライマリーケア連合学会認定家庭医療専門医 日本糖尿病学会正会員)

本日は、日本で承認された新しい肥満症治療薬「ゼップバウンド」の驚きの効果と、その最大の欠点である「リバウンド」を防ぐために当院が行っている独自のサポート体制について解説します。

ゼップバウンドってどんなお薬?

ゼップバウンドは、食欲を強力に抑え、少ない食事量でも満腹感が得られるようになる「週1回の自己注射薬」です。

糖尿病治療薬として有名な「マンジャロ」と全く同じ有効成分(チルゼパチド)を使用していますが、日本において「肥満症」の治療薬として正式に承認されたのがこのゼップバウンドです。

食欲をコントロールする脳の神経に働きかけることで、無理な我慢をすることなく食事量を減らすことが医学的に可能になりました。
注射 ゼップバウンド

どうやって使うの?副作用を抑える段階的なスケジュール

最終的に維持するお薬の量は、患者さんの状態に合わせて「週1回10mg」または「15mg」を目指します。

いきなり強い薬を使って、吐き気などの副作用が出ないか怖い

と思われる方もいらっしゃるでしょう。
その不安なお気持ち、非常によくわかります。

新しい薬を体に入れるのは誰でも抵抗があるものです。
しかしご安心ください。

胃腸の副作用(吐き気や便秘など)を最小限に抑え、体を慣れさせるために、医学的なガイドラインに基づき以下のスケジュールで慎重に進めます。

  • 開始:一番少ない「週1回2.5mg」からスタートします。
  • 増量:患者さんの様子や体調をしっかりと確認しながら、「4週間ごとに2.5mgずつ」ゆっくりと増やしていきます。
  • 維持:目標の量(10mgまたは15mg)に達したら、その量をキープします。

このように段階的に体を慣らしていくことで、多くの方が大きな副作用なく治療を継続できています。
ゼップバウンド スケジュール

【注目のデータ】日本人でどれくらい痩せた?

日本人を対象に行われた「SURMOUNT-J試験」という非常に信頼性の高い研究データをご紹介します(※1)。

この試験では、患者さんを
「10mgまで増やした群」
「15mgまで増やした群」
「プラセボ(偽薬)群」
の3つに分け、約1年半(72週間)にわたって比較しました。

その結果、プラセボ群の体重減少がマイナス1.7%だったのに対し、10mg群は約18%、15mg群は約23%も体重が減少するという圧倒的な結果が出ました。

たとえば体重80kgの方であれば、15kgから18kg近く減量できた計算になります。

単に体重が落ちるだけでなく、メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪も大きく減少し、血圧や脂質などの健康診断の数値も劇的に改善することが証明されています。
減量 イメージ

最大の欠点は「リバウンド」と「筋肉の減少」

これほどの効果があるゼップバウンドですが、決して魔法の薬ではありません。

薬の力で食欲が落ちているだけであり、薬をやめれば元の食欲に戻り、高確率でリバウンドしてしまいます。

また、薬に頼って単に「食べない」だけのダイエットをしてしまうと、脂肪と一緒に大切な「筋肉」まで落ちてしまいます。
筋肉 分解
筋肉が減少すると基礎代謝が下がり、さらに太りやすい体になるだけでなく、将来的に寝たきりになりやすい「サルコペニア(筋肉減少症)」のリスクが高まることが医学的に指摘されています。

薬を使えば勝手に楽して痩せられると思っていたのに、結局自分の努力が必要なの?

とがっかりされるかもしれません。

忙しい毎日の中で、できれば苦労せずに痩せたいと期待されるお気持ちは痛いほどよくわかります。
何度もダイエットに挫折してきた方なら、なおさら特効薬を求めたくなるものです。

しかし、薬の力で自然と食欲が落ちている『今』だからこそ、辛い我慢をすることなく、正しい食事と運動の習慣を身につける絶好のチャンスなのです。

この期間を利用して一生モノの習慣を作ることが、薬をやめた後のリバウンドを防ぐ唯一の確実な方法となります。

【当院の強み】管理栄養士5名が伴走!リバウンドしない一生モノの体へ

実は、先ほど紹介した「約20%減」という素晴らしいデータも、ただ薬を打っただけではありません。
専門家による厳格な「食事・運動指導」を並行して行ったからこそ得られた結果なのです(※1)。

当院には、国家資格を持つ専任の管理栄養士が5名在籍しております。ただ薬を処方して終わりではなく、以下のような具体的なサポートをご提供します。

  • 食事指導:薬で食欲が抑えられている期間を利用し、「太りにくい正しい食材の選び方」や「筋肉を落とさないための適切なタンパク質の摂り方」をしっかり指導し、習慣化させます。
  • 運動療法:筋肉を維持し、基礎代謝を落とさないための、日常生活に取り入れやすい無理のない運動をご提案します。

当院が目指すゴールは、単なる一時的な減量ではなく「薬からの卒業」です。
お薬をやめてもリバウンドせず、ご自身の力で健康的な体型を維持できるようになることを全力でサポートします。

管理栄養士小倉さん

私は使える?保険適用の厳しい条件

ゼップバウンドは単なる「美容目的」では保険適用にはなりません。以下の条件を満たす「肥満症」と診断された方のみが対象となります。

  1. 高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかがあること。
  2. BMIが27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上ある、または、BMIが35以上あること。

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参考文献

※1:Tirzepatide for the treatment of obesity in Japanese patients: results from the SURMOUNT-J phase 3 trial (The Lancet Diabetes & Endocrinology, 2025)

本気で人生を変えたい方は、当院へご相談ください

長年、体重や体型のことで悩み続けてきた方も、決して一人で抱え込む必要はありません。ゼップバウンドという強力な医療の力と、当院の管理栄養士チームによる伴走サポートがあれば、必ず体は変わります。「自分が対象になるのか知りたい」「今度こそ人生最後のダイエットにしたい」という方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。私たちがあなたの健康的な未来へ向けて、全力でサポートいたします。

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この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属、日本肥満学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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