院長ブログ

薬だけに頼らない糖尿病のケアをご希望の方へ

皆さん おはようございます。

2019年9月9日に千葉県長生村(あまが台公園前)で開院予定のあまが台ファミリークリニック院長の細田です。

当院では栄養指導室も備え、薬だけに頼らない糖尿病のトータル(食事、運動、薬物治療)ケアサポートに力を入れていきたいと考えております。

学生の頃から糖尿病を始めとした生活習慣病予防にしっかりと関われる医者になりたいと思っていました。

そう思うようになったきっかけは、実の父が糖尿病になった事でした。私が医学生の頃に糖尿病の教育入院で、父は会社を2週間ほど休まなければいけませんでした。

当時、父は管理職をやっていましたので2週間も休むのはとても大変だったと思います。今の時代なら、薬の内服や自宅でできる注射で入院せずに済んだかもしれませんが、当時はまだまだ良い薬がありませんでした。

ゆるやかな糖質制限など、昔に比べて糖尿病の食事療法に関する知識もだいぶ普及してきていますのでポイントを押さえた食事療法を併用していれば、入院せずに悪化しなくて済んだかもと今更ながら思うことがあります。

近年はインスリンも含め内服薬の選択肢も大幅に増え、患者さんのQOLを維持したまま、血糖コントロールを良好にする方法が以前よりもだいぶ豊富になりました。

これはこれで現代医学の福音として患者さんに還元していくべきだと考えていますが、一方で大切なのはセルフケアです。

薬以外の方法としては、大きく食事療法運動療法に分けられるかと思います。

運動療法についてはまた別の機会に書きたいと思いますが、運動で食べた分の消費カロリーを消費するのは大きな労力が要ります。もちろん毎日こまめな散歩等で運動できる時間があれば良いのですが皆さんが皆さん、そうとは限りません。

そこで当院では栄養指導室も作り、皆さんのライフスタイルに合った食事療法を一緒に探っていくと言うスタイルでサポートしていきたいと思っています。

特にちょっとした3つのポイントで、だいぶ食事療法の効果は上がります。

先日も検診でたまたま見つかった糖尿病の患者さんがこの3つのポイントを守っていただいただけで2ヶ月で血糖値が正常になりました。その方は糖尿病歴も短かったことを、素直に実行に移していただいたのが良かったのではないかと思います。

当院の診療内容ページに食事療法の3つのポイントが書かれていますのでよかったらお読みください。

当院では、生活習慣病の薬だけに頼らないトータルサポートに力をいれていますので、スタッフまで気軽にご相談ください。
※近隣の茂原市、長生郡(一宮町、白子町)、山武郡九十九里町、大網白里市などからも近いのでお越しください。

この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している

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