皆さん こんにちは。
あまが台ファミリークリニック院長の細田です。
毎日患者さんと向き合っていますと、ほんとに病気の予防が大事だなぁとつくづく思うんですけれども、WHOのある研究では世界の死亡率に影響与える原因第2位がタバコと言う結果が出ています。
ちなみに第3位が高血糖で、第1位が高血圧です。
実はタバコの煙には5300種類の化学物質が入っていることをご存知でしょうか?その中には約200種類以上の有害物質が含まれています。代表的なのはニコチン、タール、一酸化炭素ですが、その他にもペンキの除去剤であるアセトンや、ありの駆除剤としても使われているヒ素なども入っています。
またカフェインや、ヘロイン、コカインよりも依存のリスクが高いことがわかっており、なかなか止められない物質の1つだと思います。
またある研究ではタバコを吸っていると余命が10年程度短くなると言うこともわかっており、健康に与える影響は極めて大きいことがわかるかと思います。
物質依存、精神依存の問題もありなかなか止められないタバコですが、保険診療で貼り薬と飲み薬があるのご存知でしょうか?
それぞれメリット、デメリットがありますが、3割負担で13,000円から19,000円程度で薬代も含めて治療を受けることができます。なかなか1人で止められない禁煙だからこそ、専門家の力を借りることがとても大切だと思います。おい辛や、周りの方の大切な命を大事にするためにも、禁煙外来に興味ある方は今回の動画をご覧いただければと思います。