最終更新:2026年9月10日
茂原市・長生村でHPVワクチン(シルガード9)の接種をご希望の方へ
「子宮頸がんワクチンのお知らせが届いたけれど、受けた方がいい?」
「副反応が心配」「うちの子は無料で受けられる?」
「副反応が心配」「うちの子は無料で受けられる?」
あまが台ファミリークリニックでは、子宮頸がんの予防につながるHPVワクチン「シルガード9」の接種に対応しています。ワクチンの在庫を確保するため、接種は事前の電話予約制です。
こんにちは。院長の細田俊樹です。医師歴25年、家庭医療専門医として地域の予防医療に取り組んでいます。接種を迷っている方にも、必要な情報と予約方法が分かるようにご案内します。
まず確認したい3つのポイント
- 公費対象:小学校6年生~高校1年生相当の女子。対象期間と自治体の手続きを満たす場合、接種費用の自己負担はありません。(※1)
- 接種回数:初回が15歳未満なら原則2回、15歳以上なら3回です。(※2)
- 予約:シルガード9は、お電話でご予約ください。
予約電話:050-3108-1705 診療時間内に「シルガード9の接種希望」とお伝えください。
接種対象と費用|公費と自費の違い
公費で受けられる方
定期接種の対象は、小学校6年生から高校1年生相当の女子です。標準的な接種時期は中学1年生で、15歳になるまで待つ必要はありません。(※1・3) 2026年4月から、定期接種で使用するHPVワクチンはシルガード9のみとなりました。公費で受けられる医療機関や予診票の取り扱いは自治体によって異なるため、お住まいの市町村の案内もご確認ください。(※1)| 接種区分 | 費用 |
|---|---|
| 公費の定期接種 | 自己負担0円 対象年齢・接種期間・自治体の手続きなどの条件を満たす場合 |
| 自費接種 | 1回29,800円(税込) 全回自費の場合の目安:2回59,600円/3回89,400円 |
自費料金は当院の公開料金表に基づきます。総額は現在の1回料金を回数分合計した目安です。料金変更や自治体独自の助成の有無については、予約時にご確認ください。(※4)
キャッチアップ接種の経過措置は終了しています。 国のキャッチアップ接種は初回の期限が2025年3月31日、条件を満たす方の残りの接種の経過措置は2026年3月31日まででした。通常の定期接種は現在も続いています。以前の案内だけで公費対象と判断せず、現在の対象条件をご確認ください。(※1・5)
シルガード9の接種回数・間隔|初回の年齢で確認
基準は、「1回目を接種する日の年齢」です。15歳の誕生日より前か、誕生日以降かで回数が変わります。以下はシルガード9で接種を開始する場合です。(※2)| 1回目の年齢 | 回数 | 次の接種時期 |
|---|---|---|
| 9歳以上15歳未満 (15歳の誕生日前まで) | 原則2回 | 2回目:1回目から6か月後 |
| 15歳以上 (15歳の誕生日から) | 3回 | 2回目:1回目から2か月後 3回目:1回目から6か月後 |
※9歳以上という接種可能年齢と、公費の対象年齢は異なります。2回接種の製品上の用法は6~12か月間隔です。病気や治療で免疫機能が低下している方は、事前に医師へお伝えください。(※2・6)
例えば、9月に1回目を受ける場合
- 14歳で開始:9月に1回目、翌年3月に2回目が目安です。
- 15歳で開始:9月に1回目、11月に2回目、翌年3月に3回目が目安です。
また、3回接種の最後は「2回目から6か月後」ではなく「1回目から6か月後」です。(※2・3) 高校1年生相当の方は、公費の期限から逆算して予定を立てましょう。標準の3回接種には約6か月かかるため、年度末までに終えるには9月中の開始が一つの目安です。開始が遅くなった場合も、自己判断で諦めず日程をご相談ください。(※1・2)
ワクチンの効果と副反応|納得して接種するために
将来の子宮頸がんを予防するためのワクチンです
シルガード9は、子宮頸がんの原因の約80~90%を占める7種類のHPVへの感染を予防します。さらに、尖圭コンジローマなどに関係する2種類を含め、合計9種類を対象としています。(※3・6)「まだ子どもなので早いのでは」と感じるかもしれませんが、HPVに感染する前に受けることが大切です。
すでに感染したHPVを排除したり、できている病変を治したりする効果はありません。(※6・7) すべての子宮頸がんを防げるわけではないため、接種後も対象年齢になったら子宮頸がん検診を受けましょう。(※1・6)
主な副反応と、受診が必要な症状
副反応が心配で迷うのは自然なことです。効果だけでなく、起こりうる症状と対応を知ったうえで、ご本人と保護者の方で検討しましょう。- 注射した場所の痛み・腫れ・赤み:よくみられる反応です。
- 頭痛・発熱・吐き気・疲労感など:全身の症状が出ることもあります。
- 失神:注射の痛みや緊張などで気が遠くなることがあります。転倒を防ぐため、接種後は座って様子をみます。
息苦しさや意識が遠のく症状があるときは、すぐにスタッフへお知らせください。帰宅後に呼吸困難や意識障害がある場合は119番へ連絡してください。
強い痛み・しびれ・脱力が続く場合も、医療機関へご相談ください。(※6) 接種後に起きた症状の報告には、ワクチンとの関係が明らかでないものも含まれます。
「接種後の報告数」と「ワクチンが原因で起きる頻度」は同じではありません。(※3) 国は、予防効果などの利益が副反応などのリスクを上回ると判断して接種を勧めています。接種は強制ではなく、ご本人の意思と同意を大切にします。(※1)
接種を考えているけれど、日程や対象が分からない方へ
母子健康手帳などで、過去のワクチン名・接種日をご確認のうえ、お電話ください。体調や副反応への不安は、接種前に医師へお伝えください。電話予約から接種当日までの流れ
1.お電話で予約
診療時間内に050-3108-1705へお電話いただき、「シルガード9の接種を希望」とお伝えください。ワクチンの準備が必要なため、前日までにご予約ください。在庫や予約状況によって、ご希望の日程に添えない場合があります。(※4) 生年月日、お住まいの市町村、過去の接種歴が分かると確認がスムーズです。ホームページの一般診療用Web予約ではなく、お電話で接種予約をお願いします。2.必要な持ち物を準備
- 予診票:公費接種は自治体発行の有効期限内のもの。ご本人・保護者記入欄を事前にご記入ください。
- 母子健康手帳:高校生までは必ずお持ちください。成人の方も接種済証など、接種歴が分かるものをご用意ください。
- 本人確認書類:氏名・生年月日・住所を確認できるもの。
- お薬手帳:お持ちの方。


3.問診・診察後に接種し、院内で30分ほど待機
体調と接種歴を確認し、医師が接種可能と判断した場合に、通常は上腕の筋肉に注射します。接種後は30分ほど院内で座って様子をみてください。肩を出しやすい服装で、時間に余裕を持ってご来院ください。(※6) 接種当日は激しい運動を避け、注射した場所を清潔に保ちましょう。次回の日程の目安も確認しておくと、接種忘れを防ぎやすくなります。(※6)子宮頸がんとは? 予防を考えるための基礎知識

日本ではどのくらいの人がかかっていますか?
国立がん研究センターの公表値では、2023年に子宮頸がんと診断されたのは10,457例、2024年に亡くなった方は2,751人</strong>です。診断数と死亡数はそれぞれの年の統計であり、同じ患者集団の経過を示す数字ではありません。(※8)HPVに感染したら、必ずがんになるのでしょうか?
HPVは主に性的接触で感染する、身近なウイルスです。多くの感染は自然に検出されなくなりますが、一部では感染が続き、長い時間をかけて前がん病変やがんにつながります。感染したことだけで、がんになると決まるわけではありません。(※1)感染する前のワクチン接種と、対象年齢になってからの定期的な検診。この両方で予防と早期発見に取り組むことが大切です。(※1・7)
よくある質問
質問を押すと回答が開きます。
15歳未満なら、2回接種でよいのですか?
はい、初回接種が15歳未満で、適切な間隔をあける場合は、原則2回で完了できます。若い年齢での2回接種は、免疫反応などを確認した試験に基づいて認められています。1回目が15歳の誕生日以降なら3回です。(※2・3)標準の接種日に受けられない場合、日程は調整できますか?
はい、医師が過去の接種日を確認して調整します。2回接種では少なくとも5か月の間隔が必要です。5か月未満で2回目を受けた場合、2回目から3か月以上あけて3回目を接種します。(※2) 3回接種では、標準日程で受けられない場合、1回目から2回目まで1か月以上、2回目から3回目まで3か月以上あけます。自己判断で間隔を短くしないでください。(※2)接種間隔が1年以上あいても、続きから受けられますか?
はい、通常は最初からやり直す必要はなく、残りの接種を行います。製品上は、3回接種は初回から1年以内、2回接種は初回から13か月後までの完了が望ましいとされていますが、過ぎたことだけで接種歴が無効になるわけではありません。公費期限は別に確認が必要です。(※7)以前ガーダシルやサーバリックスを受けています。残りを接種できますか?
はい、接種歴を確認して残りを計画します。2026年度の定期接種では、未完了の方は残りにシルガード9を使用します。ワクチン名・回数・接種日が分かる記録をお持ちください。すでに規定回数を完了した方へのシルガード9の追加接種は、通常推奨されていません。(※1・3)成人女性や男性も接種の対象になりますか?
はい、シルガード9は9歳以上の男女に承認されています。ただし、国の定期接種の対象とは異なります。年齢や接種歴、期待できる利益を踏まえて検討し、公費対象外は原則自費となります。男性への自治体独自助成や当院での取り扱いは、予約前にご確認ください。(※1・2・3)妊娠中・持病がある場合や、発熱時は事前相談が必要ですか?
はい、妊娠中・妊娠の可能性、持病、免疫を抑える治療、過去の強いアレルギー反応などは、必ず医師へお伝えください。明らかな発熱や重い急性疾患がある場合などは接種できません。妊娠中の接種は利益とリスクを踏まえて個別に判断します。(※6)ほかのワクチンとの同時接種は相談できますか?
はい、医師が必要と認めた場合は、ほかのワクチンとの同時接種が可能です。新型コロナワクチンとの間隔にも、一律に2週間あけるという制限はありません。実際の日程・同時接種の可否は、予約時にご相談ください。(※2・9)接種後も子宮頸がん検診は必要ですか?
はい、20歳になったら、接種済みでも定期的な検診を受けましょう。一般的な細胞診は2年に1回です。一部の自治体では30歳以上を対象にHPV検査単独法を導入しており、結果に応じた受診間隔が設定されます。お住まいの自治体の案内に従ってください。(※1)接種後の健康被害に対する救済制度はありますか?
はい、定期接種では予防接種健康被害救済制度、任意接種では原則としてPMDAの医薬品副作用被害救済制度があります。それぞれ給付の条件や審査があり、接種後の症状すべてが自動的に給付対象になるわけではありません。定期接種は市町村の予防接種担当窓口、任意接種はPMDAへご相談ください。(※1・3)参考文献・公式情報
- ※1 厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」(2026年3月25日更新)
- ※2 MSD「シルガード9の用法及び用量」
- ※3 厚生労働省「9価HPVワクチン(シルガード9)について」。公費制度は※1・5の更新情報を優先。
- ※4 あまが台ファミリークリニック「予防接種・ワクチン料金表」(料金確認:2026年9月10日)
- ※5 厚生労働省「HPVワクチンのキャッチアップ接種について」
- ※6 PMDA「シルガード9 電子添文」(2026年2月改訂・第4版)
- ※7 MSD「製品基本Q&A(シルガード9)」
- ※8 国立がん研究センター「がん統計:子宮頸部」(罹患2023年・死亡2024年)
- ※9 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
医学情報確認日:2026年9月10日。接種の適否・日程は、接種歴と体調を確認して医師が判断します。
シルガード9のご予約はお電話で
将来の健康のために、まずは接種歴と対象時期を確認してみませんか。 茂原市・長生村周辺で接種をご希望の方は、あまが台ファミリークリニックへご連絡ください。 ワクチンの在庫を確保するため、事前の電話予約をお願いします。 シルガード9を電話で予約する 050-3108-1705診療時間内に「シルガード9の接種希望」とお伝えください。 母子健康手帳などの接種記録をお手元にご用意いただくとスムーズです。




