スタッフブログ

手の発疹、喉の痛み、長引く咳には??

手の発疹、喉の痛み、長引く咳には??

★野口さちこさん自己紹介写真1

こんにちは、あまが台ファミリークリニックの野口です。

みなさん夏はお好きですか??

私は自分が夏生まれなことや、小さい頃からプールや花火が大好きだったこともあるのか、梅雨が明けましたと聞くと、テンションが上がり、「今年も楽しむぞー!」と毎年ワクワクしています!

せっかくの夏限定のイベントや、子どもたちとの思い出をたくさん作りたいのに、今年は7月頃から手足口病、ヘルパンギーナ、マイコプラズマ肺炎などが流行していて、お出かけの予定を決めるのにも少し躊躇してしまいますね。

今回は、それぞれの特徴と予防方法についてお伝えしたいと思います。

手足口病

手足口病は、その名のとおり手のひら・足の裏・口の中に小さな発疹や水ぶくれができる病気です。
乳幼児を中心に流行しますが、大人にうつることもあります。

手足口病の症状が出やすい手・足・口の3か所を示す図

口の中にできた発疹が痛み、食事や水分がとりにくくなることがあります。
熱は出ても高熱にならないことが多いですが、まれに高熱が出たり、症状が強く出たりすることもあります。

症状が治まった後も、便の中には数週間ウイルスが排出されることがあります。
症状がなくなっても手洗いはしっかり続けましょう。

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナも夏に流行するウイルス感染症です。

突然38~40℃ほどの高熱が出て、のどの奥に小さな水ぶくれや潰瘍ができるのが特徴です。
強いのどの痛みから、食事や水分を嫌がるお子さんも少なくありません。

ヘルパンギーナの高熱と喉の痛みの症状を示す図

通常は2~4日ほどで熱が下がり、1週間程度で回復します。

熱が高くても元気そうに見えることがありますが、水分が飲めず脱水になることがあるため注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、小学生から大人まで幅広い年代でみられる感染症です。

初めは風邪のような症状ですが、その後長引く咳が特徴です。
熱が下がっても咳だけが何週間も続くことがあります。

マイコプラズマ肺炎で長引く咳の特徴を示す図

飛沫感染によって広がるため、家族や学校などで感染が広がることもあります。

「風邪だからもう少し様子を見よう」と思っているうちに咳が悪化してしまうこともあります。咳が長引く場合や、夜も眠れないほど続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

実は、今回ご紹介した感染症は「アルコール消毒が効くかどうか」がそれぞれ異なります。

それぞれの感染症におけるアルコール消毒の効果

手足口病・ヘルパンギーナ

どちらもエンテロウイルスというウイルスが原因です。

このウイルスはアルコール消毒が効きにくいことが知られています。

そのため、予防には

  • 石けんと流水による丁寧な手洗い
  • 便や鼻水などを処理した後の手洗い
  • おもちゃやドアノブなどを家庭用塩素系漂白剤次亜塩素酸ナトリウムで消毒する

ことが効果的です。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマは細菌の一種で、飛沫感染によって広がります。

アルコール消毒は有効です。

こまめな手指消毒や手洗い、咳エチケット、換気を心がけることで感染予防につながります。

感染症によって消毒方法は異なりますが、一番大切なのは石けんでの手洗いです。

外から帰った後や食事の前、トイレの後、おむつ交換後などは、30秒程度かけて指先や爪の間、親指、手首まで丁寧に洗いましょう。

手足口病・ヘルパンギーナとマイコプラズマ肺炎で異なる消毒方法を示す比較図

感染症を100%防ぐことは難しいですが、毎日の小さな習慣が自分や大切な家族を守ることにつながります。

どの感染症も、「完全に防ぐ」のは難しい病気です。

 

しかし、手洗い・十分な睡眠・バランスのよい食事など、毎日の基本的な感染対策を続けることで感染のリスクを減らすことができます。

家族 食事

また、「少し熱があるけれど元気だから大丈夫かな?」「咳だけだから様子を見てもいいかな?」と迷うこともあると思います。

そんな時は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

楽しい夏の思い出をたくさん作れるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。

暑い日が続きますので、熱中症にも気をつけながら、素敵な夏の思い出を作りましょうね。

★野口さちこさん自己紹介写真1

最後までお読みいただきありがとうございました。

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「まだ薬は必要ないのか」「食事や運動でどこまで改善できるのか」「今の治療を続けてよいのか」などもご相談いただけます。

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睡眠時無呼吸症候群は、眠気だけでなく、高血圧、心血管疾患、糖尿病、日中の集中力低下などにも関係することがあります。

当院では、症状やリスクを確認したうえで、必要に応じて検査や治療についてご案内します。

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「薬を使った治療が自分に合うのか」「副作用が心配」「どれくらい続ける必要があるのか」なども、診察時にご相談いただけます。

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この記事の監修者

細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している