皆さん おはようございます。
2019年9月9日に千葉県長生村(あまが台公園前)で開院予定のあまが台ファミリークリニック院長の細田です。
これから梅雨が訪れますね。そして、それが終われば、、、、真夏になってきます。
つい先日は5月とは思えない暑さでしたので、真夏になったらどうなるんだろうかと心配されている方も多いかもしれません。
今回は6月下旬から9月にかけて流行する夏風邪(手足口、ヘルパンギーナ、プール熱)について書きたいと思います。
風邪が流行するのは冬だと思いがちですが、実はインフルエンザが流行する1月から3月、真夏の7月から9月にかけての感染者の数はほとんど変わらないことがわかっています。
免疫が十分に発達していないお子さんは、夏場は夏の感染症にかかりやすく、特に0歳から3歳にかけてのお子さんは免疫が不十分なため次から次へと感染する傾向があります。
学級閉鎖や夏休みがない保育園などでは、流行が留まらずに長く続くことがあります。
特に3歳未満のお子さんは、鼻や喉を通る気管も細くちょっとした鼻水やたんが詰まりやすくなるのでそれだけで息苦しくなります。
それによって機嫌が悪くなったり、眠れない、飲めない食べられないといった症状が出やすいのも特徴の1つでしょう。
夏風邪のウィルスは一般的に2週間から4週間の潜伏期間があり、便と一緒に排出されます。
潜伏期間はずっとウィルスが排出されますので、手などからの接触感染、唾液、オムツ替えなどで人から人へと移りやすいことがわかっています。
接触感染でうつりますから、保育園や幼稚園に通っているときは集団感染を防ぐためにも早めの受診をお勧めします。
高温多湿の夏は夏風邪の原因となるウィルスや菌が繁殖しやすく、疲れや夏バテなどで体力落ちてる時は高齢者を含めた大人も十分な注意が必要です。
当院の診療案内には夏風邪の代表的な疾患である
について予防も含めた対応などを記載していますので興味のある方はご覧ください。