院長ブログ

肥満外来の初診では何をする?検査・薬代・栄養指導の費用|茂原・長生村

「食事に気をつけているのに、体重が減らない」「痩せても、また戻ってしまう」。
体重に加えて、健康診断で血圧や血糖値、コレステロールを指摘され、これからの健康が気になっていませんか?

肥満治療に関心があっても、
「自分に合う治療はあるの?」
「初診では何をするの?」
「薬代まで含めると、いくらかかるの?」
と、受診を迷う方もいらっしゃると思います。

肥満外来の初診は、これまでの減量の取り組みや健康状態を整理し、これからどのような治療を進めていくか、一緒に考える時間です。
薬を使った治療へのご希望はもちろん、食事の困りごとや費用への不安もお聞かせください。

皆さん、こんにちは。
あまが台ファミリークリニック院長の細田です。

私は医師歴25年の家庭医療専門医で、日本糖尿病学会正会員であり日本肥満学会にも所属し、月間約80人の患者さんの肥満治療を担当しています。
体重の数字だけでなく、持病や生活背景も踏まえ、一人ひとりに合った治療を考えています。

「自分くらいの体重で受診してよいのかな」「どの治療が合うのか分からない」という方も、ご自身だけで答えを出す必要はありません。

これまで何を試して、何が続けにくかったのか。

診察では、そこからお話を伺います。

この記事では、受診前の疑問を解消できるよう、当院の初診の流れと、薬代・個別栄養指導料を含めた費用を具体的にご紹介します。

 

この記事で分かること

  • 初診でお聞きすることと、診察・検査の流れ
  • 受診前に準備しておくとよい持ち物
  • 相談のみの場合、薬を始める場合、個別栄養指導を受ける場合の費用

当院の肥満治療は自由診療です。診察・検査・処方の内容や、個別栄養指導の利用によって費用が変わります。

薬代を含めた初回費用・栄養指導料を先に見る

肥満外来の初診では何をする?診察の流れ

1.体重の変化と、これまでの取り組みを伺います

いつ頃から体重が増えたのか、食事や運動で何を試したのか、何が続けにくかったのかを確認します。肥満には、生活習慣だけでなく、睡眠や体質、生活環境など複数の要因が関係します。※1 そのため、普段の暮らしも含めてお話を伺います。

  • いつから、どれくらい体重が変化したか
  • 食事の時間、間食、飲酒、運動や睡眠の状況
  • これまでの減量方法と、困ったこと
  • 持病、服用中の薬、サプリメント、過去の治療歴
  • 治療で改善したいことや、費用・通院への希望
  • 減量に成功した方法と体重が戻ってしまった場合の原因

「食べすぎを注意されそうで、話しにくい」という気持ちも分かります。

問診は、できなかったことを責めるためではありません。例えば、仕事で夕食が遅くなるなら、その生活の中で取り組める方法を考えるために伺います。

2.体格や血圧、持病を確認します

当院では、身長・体重からBMIを確認し、血圧や、必要に応じて腹囲なども評価します。
あわせて、持病や服用中の薬を伺い、治療が適しているかを確認します。※2

「何kg減らすか」だけでなく、「何のために減量するのか」を共有することが、治療方針を決める出発点です。

ある40代の女性の方は、半年後に友人の結婚式があるので、それまでに8kg痩せたいという明確な目標がありました。

体重が減ったことで何をしたいのかというのをイメージできている方は、目標を達成しやすい印象があります。

3.健診結果を確認し、必要に応じて検査します

当院では、健診結果や診察内容を踏まえ、血糖値、肝機能・腎機能・甲状腺機能などを確認します。治療方針を考えるために、体の状態を把握することが目的です。※2

全員が同じ検査を受けるとは限りません。
お手元に健診結果や採血データがあればご持参ください。
追加検査が必要かどうかは、検査項目・実施時期・現在の体調を踏まえて医師が判断します。

採血前の食事については、予約時の案内に従ってください。
食事や服薬の変更は自己判断で行わず、事前の案内に従ってください。

受診前に、治療内容と費用を確認しませんか?

「相談してから決めたい」という段階でも構いません。詳しく知りたい方は治療案内へ、医師に相談したい方は予約案内へお進みください。

肥満治療の内容・費用を確認する 初診の相談を予約する

自由診療です。相談のみは初診料3,300円(税込)。検査・処方・個別栄養指導を行う場合は別途費用がかかります。

初診から薬を使う?治療を決めていなくても相談できます

「一度受診したら、薬を断りにくいのでは」と心配になるかもしれません。
費用も体への影響もあるため、納得してから始めたいですよね。

初診では、薬の使用を前提にせず、ご希望と健康状態を踏まえて治療方針を相談します。

当院の料金案内でも、お薬を処方しない場合の相談は初診料に含まれています。

薬を検討する場合は、適応や安全性を確認し、期待できる効果・副作用・費用を説明します。

治療を始めるかどうかは、説明を聞いてから考えていただけます。
「今日は話を聞きたい」「家で費用を検討したい」と、遠慮なくお伝えください。無理に治療を勧めることはありません。

「注射が痛くて使えなかったらどうしよう」という不安を伝えてくださる方も珍しくありません。

そういった不安に寄り添えるように、当院では事前の動画も含めて、看護師が直接使用方法について分かりやすく説明しています。

治療開始後も診察で体調を確認しますので、気になる症状は我慢せずご相談ください。※2

初診に持っていくものは?

  • 健康診断の結果・血液検査の結果:お持ちの場合は、検査日と数値が分かるもの。
  • お薬手帳・服用中の薬の情報:他院の処方薬、市販薬、サプリメントもお伝えください。
  • 体重の変化が分かるメモ:正確な記録がなければ、おおよその時期と体重でも構いません。
  • 相談したいことのメモ:副作用、予算、食生活、通院方法など。
  • 本人確認書類など:予約時に案内されたものをご用意ください。

「記録がないから受診できない」ということはありません。分かる範囲を、診察で一緒に整理しましょう。

オンライン診療をご希望の場合は、検査データの準備や対面診療の必要性を含め、最新の利用条件を予約前にご確認ください。

肥満外来の費用は?薬代を含めて、最初はいくらかかる?

「初診料は分かったけれど、実際にはいくら用意すればよいの?」という点が、一番気になる方も多いと思います。

当院の肥満治療は自由診療(保険適用外)です。ここでは、相談だけの場合と、薬を使い始める場合を分けてご案内します。
以下はすべて税込、2026年9月24日の料金です。※2

相談だけの場合は3,300円。採血を行う場合は合計8,800円

  • 医師への初診相談のみ:3,300円(検査・処方・個別栄養指導を行わない場合)
  • 初診相談+初回血液検査:8,800円(初診料3,300円+検査料5,500円)

「自分が治療の対象か知りたい」「薬が必要か相談したい」という受診も可能です。
検査の要否は、健診結果や診察内容を踏まえて判断します。

開始用量の薬代は、4週間分で16,000円から

薬代は、種類と用量によって変わります。次の料金は治療開始時の用量・4本(4週間分)の薬代のみで、診察料などは含みません。

薬の種類・開始用量 4週間分の薬代
ウゴービ 0.25mg 16,000円
ゼップバウンド 2.5mg 22,000円

この金額で、ずっと治療を続けられるという意味ではありません。継続時は処方される用量によって薬代が変わります。薬の種類・用量は、価格だけでなく適応や体調を踏まえて医師が判断します。

初診・採血・薬代を合わせた、初回4週間の費用例

初診で血液検査を行い、開始用量の薬を4週間分処方する場合の計算例です。個別栄養指導を利用するかどうかでも総額が変わります。

初診+採血+4週間分の薬 合計
ウゴービ 0.25mg
個別栄養指導なし
24,800円
ウゴービ 0.25mg
初回の個別栄養指導あり
28,650円
ゼップバウンド 2.5mg
個別栄養指導なし
30,800円
ゼップバウンド 2.5mg
初回の個別栄養指導あり
34,650円

いずれも初診1回・初回血液検査1回・開始用量4週間分の薬で計算しています。
個別栄養指導ありの場合は、初回指導1回分3,850円を加えています。
追加の診察や検査などが必要な場合は、総額が変わります。

持参した検査結果を確認し、医師が当院での採血を不要と判断した場合は、上の金額から5,500円を差し引きます。
例えば、ウゴービ0.25mgを4週間分処方し、採血も個別栄養指導も行わない場合は、初診料と薬代で19,300円です。

管理栄養士による個別栄養指導は、初回3,850円

当院には国家資格をもつ管理栄養士が5名在籍しています。

食生活を詳しく振り返り、具体的な改善方法を相談する個別栄養指導は、ご希望の方が利用できる有料オプションです。

  • 初回の個別栄養指導:1回3,850円
  • 2回目以降の個別栄養指導:1回2,200円

これらは診察料・薬代とは別の料金です。
個別栄養指導の相談時間や予約方法は、お申し込み時にご確認ください。

「食べる量を減らしてください、と言われるだけでは?」と感じる方もいるかもしれません。
すでに工夫しているのに結果が出ないと、そう思いますよね。

個別栄養指導では、例えば「コンビニで昼食を買うときに何を組み合わせるか」「家族と同じ献立で量をどう調整するか」など、日々の場面に合わせて考えます。
食事を我慢する項目を増やすより、今の生活で変えられることを一緒に見つけていきます。

食事や運動などの生活習慣への取り組みは、薬を使う場合にも大切です。※1
個別栄養指導の利用は任意ですが、食事で困っていることは診察でもお伝えください。

2回目以降は、再診料と、その時の用量の薬代がかかります

継続時は、基本的に再診料2,200円+薬代がかかります。例えば、再診1回と4週間分の薬の場合、次のようになります。

  • ウゴービ0.5mgの場合:24,200円(再診料2,200円+薬代22,000円)
  • ゼップバウンド5mgの場合:36,200円(再診料2,200円+薬代34,000円)

上記は用量ごとの計算例で、全員が同じ時期に同じ用量になるわけではありません。
ほかの用量では金額が変わり、個別栄養指導や追加の検査などを行う場合は、その費用が加わります。

「毎月、どのくらいの予算なら続けられそうか」も、初診で遠慮なくお伝えください。
初回の金額だけでなく、今後の用量変更や通院に伴う費用も確認し、納得してから治療を検討しましょう。

ほかの用量の料金や、治療内容も詳しく知りたい方へ

肥満治療の詳しい料金表・治療の流れを見る
薬の種類・用量ごとの費用、治療の対象、副作用やオンライン診療についてもご案内しています。最新の料金はこちらでご確認ください。

肥満外来の初診でよくある質問

デュピクセント治療に関するよくある質問と回答

糖尿病ではなくても相談できますか?

はい、糖尿病の有無にかかわらず、体重や健康状態についてご相談いただけます。肥満治療薬を使用できるかどうかは、別途、医師が適応と安全性を確認します。

薬を使うか決めていなくても受診できますか?

はい、治療を検討するための相談でも構いません。ご希望や不安を伺い、治療方針を一緒に考えます。相談のみの場合も初診料3,300円(税込)がかかります。

健診結果がなくても受診できますか?

はい、対面でご相談いただけます。必要な検査は診察で判断します。健診結果がある場合は持参いただくと参考になりますが、必ず検査を省略できるとは限りません。

食事や運動が続かなかった私でも、相談してよいですか?

はい、ご相談ください。仕事や家事、体調などによって、続けにくくなる理由は人それぞれです。「できなかったこと」を責めるのではなく、これまでの取り組みを伺い、無理の少ない方法を一緒に考えます。

参考文献・診療案内

まずは「自分に合う方法」を相談するところから

肥満外来の初診は、これまでの努力を採点する場ではありません。体重が増えた背景や健康状態を整理し、これから取り組める方法を考える時間です。

あまが台ファミリークリニックは千葉県長生郡長生村にあり、茂原市や千葉市からも通院いただけます。「薬が必要なのか分からない」「費用を聞いてから考えたい」という段階でも、ご相談ください。

一人で悩まず、体重のことを相談してみませんか?

「自分に治療が必要か」「いくらなら続けられるか」。まだ答えが決まっていなくても構いません。気になっていることからお話しください。

当院の肥満治療・費用を見る 薬を使うかも含めて相談する・予約案内へ

自由診療です。相談のみは3,300円(税込)。初診・採血・ウゴービ0.25mgの4週間分は24,800円(税込)、初回の個別栄養指導を加える場合は28,650円(税込)です。

YouTubeでも肥満治療について解説中!

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この記事の監修者
細田 俊樹
  • 医療法人社団緑晴会 あまが台ファミリークリニック 理事長
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医
  • 日本糖尿病学会正会員、日本睡眠学会所属、日本肥満学会所属

年間15,000人以上の患者さんを診察している総合診療専門医。
総合診療という専門分野を生かし、内科、皮膚科、小児科、生活習慣病まで様々な病気や疾患に対応している。
YouTubeでよくある病気や患者さんの疑問に対して解説している