歯周病生活習慣病

歯周病予防と治療に効果的な食材4選!

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歯周病のイラスト2 歯周病

歯周病予防と治療に効果的な食材4選!

みなさんこんにちは!
あまが台ファミリークリニック管理栄養士の小島です。

歯科衛生士のイラスト

私の友人に歯医者で働いている友達がいるのですが、
最近「口腔内の健康ってやっぱり大事だよね」と話題になる機会がありました。

幼少期・青年期はもちろん、年を重ねても歯はやはり大切ですし、食事をする要にもなっています。

歯磨きのイラスト

歯磨きはもちろんですが、食事で歯周病を防ぎ、口腔内の健康を守るためにはどのようなことをしたら良いのか気になって、調べてみました。

今回の内容は、

  • 年を重ねても歯の健康を意識したい
  • 幾つになっても自分の歯で食事をしたい
  • 美味しいご飯がいつまでも食べたい

という方にぜひ読んで欲しい記事となっています。

歯周病とは

歯周病は、歯の周りの組織に生じた炎症で、進行によって歯肉炎と歯周炎に
分けられます。

歯周病のイラスト

歯肉炎
炎症が局所に限局しており、歯肉発赤、出血が見られるが、自発痛はない。
歯周炎
歯肉炎が改善されず、症状が進行すると歯周炎となります。歯がぐらぐらしたりもします。

実は歯周病は生活習慣病として位置付けられています。

歯周病は細菌による感染症で、自身の免疫の防御因子とも相互作用すると言われています。

糖尿病のイラスト

そして糖尿病患者に多く、糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病治療が患者の血糖コントロールを改善されることが知られています。

歯周病の原因

そんな歯周病の原因ですが、

  • 歯の磨き方が正しくない
  • 薬による副作用
  • 喫煙
  • ストレス
  • 糖尿病
  • 肥満

などがあります。

嫌煙家と愛煙家のイラスト

日常生活の中で予防できるものは積極的に行なっていきたいですよね。

特に、歯磨きに自信がない方は、歯科医院で磨き方を聞いたり、検診受けてみるのも良いと思います。

歯周病の人に知って欲しい症状や食生活

歯周病の主な症状

先ほども記載しましたが、歯周病には、歯肉炎・歯周炎の2つに分けられます。

歯周病のイラスト2

歯肉炎
炎症が局所に限局しており、歯肉発赤、出血が見られるが、自発痛はない。痛みがないため気が付きにくいです。
歯周炎
歯肉炎が改善されず、症状が進行すると歯周炎となります。歯がぐらぐらしたりもします。ここでやっと気づく方もいらっしゃいます

では、こんな歯周病ですがどのような食材・栄養素と関連があるのでしょうか?

イチオシ食品と歯周病関連で含まれる栄養素をご紹介します。

歯周病の人におすすめの食材3選

①ギンダラ

西京焼きのイラスト

ギンダラには、ビタミンAが多く粘膜を丈夫に保ち、ドライアイ対策にも役に立ちます。
焼いて食べたり、西京焼きにするのも美味しいですよね。

レバニラ炒めのイラスト

ビタミンAが多く含まれる食品は他にもレバー・人参などがあります。
積極的に摂るようにしましょう。

②キウイフルーツ

キウイフルーツのイラスト

他のブログでもご紹介していますが、キウイフルーツにはビタミンCがたっぷり含まれています。

身近に潜んでいる認知症と予防に役立つ栄養素2選
身近に潜んでいる認知症と予防に役立つ栄養素2選 こんにちは、あまが台ファミリークリニック管理栄養士の小島です。 突然ですが、みなさんは認知症について考えたことはありますか? 認知症が進むと、生活している中での戸惑いも増えてきてストレスが多く...

食物繊維も水溶性・不溶性がバランスよく含まれているため、私のイチオシ食品です!!

パプリカのイラスト

ビタミンCが多く含まれる食品はパプリカ・ブロッコリーなどあります。

③キクラゲ

キクラゲのイラスト

キクラゲにはビタミンDが多く含まれています。ビタミンDには、免疫機能を調節する働きがあります。

感染症の発症・悪化の予防に関わっているため、キクラゲだけではなく、ビタミンDが多く含まれている食品も積極的に摂るようにしましょう。

イワシの寿司のイラスト

ビタミンDが多く含まれる食品は、鮭・シラス・イワシなどがあります。
魚介類に多く含まれていることが多いため、ビタミンDを取りたいときには魚介類を積極的に摂るようにしましょう。

この3つのビタミンACDが特にポイントです!!

歯周病予防を心がけるためにも、免疫のためにも積極的に摂るようにしましょう。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたか?歯の健康も食事から心がけることができます。

今回ご紹介した3つの食品とそれに含まれる栄養素を意識的にとって、歯や、心の健康を保てるようにしましょう。

何かご相談ごとや、不安なことがありましたら、お気軽にクリニックまでお問い合わせください。

食事指導を受けたい方へ

当院 細田院長のブログやYouTubeも合わせて読んで頂くと、知識がますます深まるのでご覧になってみてください。
血糖コントロール・体重コントロールを行いつつ、これからも生活を楽しんでいきましょう。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

参考・引用文献
h ttps://k-nihondo.jp
薬の健康日本堂
h ttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
厚生労働省

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